歴史まちづくり法、小田原市認定される [小田原・足柄]
小田原市の歴史的風致維持向上計画の認定を受けました。いわゆる「歴まち法」ですが、
歴史的まちづくりというよりも、その主眼は、歴史的風致の維持にあります。
歴史的な営み、生業そのものの保全が重要となります。その点で、
私の多少その立ち上げ部分に関わっていたこともあり、うれしい限りです。
国交省のHP
http://www.mlit.go.jp/report/press/city10_hh_000071.html
小田原市歴史的風致維持向上計画の概要
http://www.mlit.go.jp/common/000146626.pdf
神奈川新聞記事
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106090048/
以下転載します。
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小田原市は9日までに国の認定を受けて歴史的風致維持向上計画を決定した。認定は全国で26市町村となり、県内では初めて。小田原城周辺の貴重な建造物の整備、活用に弾みの付くことが期待される。
市都市計画課によると、計画期間は2011年度から10年間。重点地域として、国指定史跡の小田原城址(じょうし)周辺の城下町区域(約420ヘクタール)が対象になる。
国の認定を受けたことで、市が進める歴史的建造物の復元や買収、案内板の設置、伝統行事への支援などに国から補助金が受けられるようになる。
市は城下町、宿場町として栄えた歴史的資産を活用した観光振興などのまちづくりに力を入れている。一方で都市化による開発から貴重な建造物を守り、維持管理することが課題になっていた。
計画では歴史的風致形成建造物として20候補をリストアップ。このうち、松永記念館・老欅荘(板橋)や清閑亭(南町)、小田原文学館(同)などを近く指定して整備・活用を本格化させるという。
市は08年度に計画づくりに着手。学識者や市民団体関係者らからなる協議会を設置して今年3月に計画を策定。国に申請して8日に認定証が交付された。
おめでとうございます!!
城下町周辺が整備し易くなるのは喜ばしい事です。
最近私は小田原城だけでなく松永記念館や清閑亭など邸園にも足を運ぶようになりました。
建物だけでなく小田原用水や荻窪用水なども見学したりしています。
by yanya (2011-06-10 21:56)
松永記念館や清閑亭の改修などが計画されているようです。
by ジュンクワ (2011-06-13 00:55)