南足柄・小田原でのクワガタ・カブト採集その2 [クワガタ]
ミヤマクワガタのミヤマは「深山」ということで、標高の高い場所に生息しています。箱根東麓では、標高100m以上が目安になります。
小田原から南足柄にかけての山間部には広域農道が通っています。
この農道は標高50m~150m程度を走り、谷部は低く、丘陵頂部は高くなります。
およそ、この農道の山側にはミヤマが生息し、平地側ではこれまでの長い採集歴
でもミヤマは採集できません。
ミヤマを見つけたければ、この農道から上に伸びる農道をあがり、
クヌギの木を探してください。
そこには必ずミヤマクワガタを観察できるはずです。
標高200mを超えたあたりのクヌギにはミヤマクワガタの比率が高くなります。
ミヤマがいなくても、青カナブンが見つかれば、そこにはかならずミヤマがいるはずです。
カブトムシもクワガタも私が採集をはじめた45年以上も前からみると、クヌギ林が少なくなっており、生育環境が減少しているようです。
それでも、カブト虫、クワガタ虫が、極端に数が減っているとは思えません。
人の手によって採集される数は相当なものがありますが、それでも繁殖できる環境が失われなければ、十分に生息が可能だと考えます。
ミカン減反後に、スギ・ヒノキの植林をしないで、クヌギを植えて欲しいものです。
標高が高い場所ではアオカナブンが主体になります。
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