御用米曲輪北東土塁の樹木の市民見学会 [小田原城址公園]
史跡小田原城跡調査整備委員会の植栽専門部会で長い間検討を行い、
御用米曲輪の樹木の管理に関する基本方針を策定しました。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/property/shisekinoseibi/p12973.html
これにあわせて、市民見学会が8月4日(日)と9日(金)の
16時から2回に分けて行われました。
両日ともにとても暑い中でしたが、事務局である文化部長以下、文化財課職員、
植栽専門部会委員、観光課、みどり公園課の職員も同席しました。
第1段階の実施計画としては、HPにもあるように次のように行うというものでした。
「北東土塁上のクスノキについて、8本を伐採する。蔵周辺を主体とし、遺構への影響が大きいクスノキと生育不良のクスノキを対象とします。
その他のクスノキについては、全体を現在の4分の3程度の高さを成長の上限として、樹木ごとの状況を考えながら概ね3分の2から2分の1程度の高さまで詰める。合わせて枝下しを行うことにより、起伏ある健全で良好な生育を促すとともに、伐採されたクスノキの間を埋める形で枝葉が生育することを狙います。
これらの伐採と枝下しを行うことにより、光を入れて地被植物の生育と北側法面の樹木のよりよい生育とをもたらす効果を狙います。」
伐採予定のクスにはテープがはられていました。
枝打ちにより、高さを減じることになります。
実施直後は、相当に痛々しい状況になることでしょうが、
クスの成長は驚くほど早く2年もしないうちに緑が復活することでしょう。
まずは、実施して、様子を見ることでしょうね。
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