御用米曲輪の池遺構発見 [中近世・城郭]
御用米曲輪の調査ですが、庭園を構成する池が検出されました。
池には五輪塔などの墓石を張り付け、護岸にしていました。
今のところ類例もなく、貴重な発見となりました。
本日、記者発表して各社取材に来たようです。
下記のTVKの放映をご覧ください。
調査担当の佐々木健策さんも出演しています。
10月19日に見学会が開催されますので、是非、現物をご覧ください。
見学会は10月19日(土)10時、11時、13時、14時の計4回、担当者から
30分程度の説明があるようです。
また、11月23日、12月21日にも見学会を行い予定です。
おそらく今日の朝刊に何社か載るはずです。
画像は天守閣へと登る通路から撮りました。望遠鏡があれば、護岸の墓石もこのように
良く見えます。
以下は、TVKkのネット配信より転載です。
http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/2013/10/07/post-468.html#OJZu6IZ.share-facebook_like
小田原市は、発掘調査を行っている小田原城の跡から、戦国時代に作られた全国的にも珍しいという池の跡を見つけたと発表しました。
見つかった池の跡は、外周が45メートル以上あり、池の底に沈んでいた素焼きの土器=かわらけの様子などから、15世紀から16世紀の戦国時代に作られたものとみられています。市の担当者によりますと、特徴的なのは池の護岸に使われた石で、供養塔の役割があるという「五輪塔」の一部が曲線を描いて2000個以上敷き詰められている作りになっていて、全国的にも例がないということです。小田原市では、今月19日から12月まで月に一回一般の人向けに現地説明会を開くことにしています。
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