史跡小田原城跡 御用米曲輪の見学会開催のお知らせ [中近世・城郭]
今日は、全国削ろう会の日ですが、御用米曲輪の見学会も開催されます。
何しろ久しぶりの現場ですから、かなり調査が進んでいろいろと新しい発見もありました。
調査担当をはじめスタッフはこの日のために懸命に調査し、遺構を精査し、案内路を整備し
頑張ってきました。是非、多くの方に戦国のロマンを感じてもらいたいと思います。
そして、かならず本丸広場の菊花展と天守閣に登って特別展「いにしえの小田原」もあわせてご覧ください。
切石敷き遺構も続きが出ています。大きな安山岩の石は抜き取り穴があり、
立石になりました。
こんな遺構も出ています。
神奈川新聞 http://www.kanaloco.jp/article/80004/cms_id/110167
神奈川新聞を以下に転載します。
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小田原市が2010年度から本格的な発掘調査を進めている国指定史跡・小田原城址公園(同市城内)の「御用米曲輪(ごようまいぐるわ)」で8日、最新調査の成果を紹介する現地説明会が行われる。
同曲輪は江戸期のもので、その下層から戦国期に造られた庭園の池の跡が二つ発見されている。そのうち上段にある方の楕円形の池(約8・5平方メートル)について、池の構造や水の流れなどが最近になって明らかになった。
説明会では、池の跡を見学できるほか、切石敷きの別の庭園で発見された石(高さ約2メートル)に仏像のような図像が彫られていた様子や、多くの建物跡なども紹介される。
市文化財課は「小田原城といえば多くの人が白亜の天守閣をイメージするだろうが、戦国時代の小田原城についても知ってほしい」と参加を呼び掛けている。
説明会は午前9時半から午後3時まで。午前10時、同11時、午後1時、同2時から調査担当者による解説(30分程度)が行われる。事前申し込み不要。参加無料。小雨決行、荒天中止。当日の問い合わせは、市郷土文化館電話0465(23)1377。
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