「早川石丁場群関白沢支群」が国史跡に答申されました [中近世・城郭]
小田原市早川の遺跡「早川石丁場群関白沢支群」が国史跡に指定されます。
熱海市と伊東市の石丁場と同時の指定、県をまたがっての指定は珍しいことです。3市の担当だけでなく、両県の担当もご苦労されたと思います。
史跡に申請するためには、土地所有者の同意がないとできませんから、その同意を取り付けるのは大変なことだと思います。
関係の皆さんに感謝!
広域農道整備で調査された石丁場ですが、残りの良かったこの部分は
擁壁から橋梁へと設計変更がなされ保存されています。
石曳道も検出されていますが、この部分の多くは道路になっています。
本日、読売新聞、毎日新聞ほか各社に掲載されましたね。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20151120-OYTNT50380.html
そして、伊東市の記事
http://www.sankei.com/region/news/151121/rgn1511210023-n1.html
熱海市の記事
http://izu-np.co.jp/ito/news/20151121iz0000000023000c.html
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読売新聞を一部転載します。
国の文化審議会が20日、文部科学相に対して行った国史跡や登録有形文化財(建造物)の新規指定・登録の答申で、県内からは史跡で小田原市の「江戸城石垣石丁場跡」が、登録有形文化財(建造物)で鎌倉市の「日高家住宅主屋」など21件が選ばれた。県内の国史跡は計59件、登録有形文化財(建造物)は計207件となる。
「江戸城石垣石丁場跡」は、江戸城改修時に石垣を調達した採石場跡のこと。今回は小田原市早川の遺跡「早川石丁場群関白沢支群」のほか、静岡県熱海、伊東市の石丁場跡も一緒に指定される。
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