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新刊紹介 金子浩之著「戦国騒乱と巨大津波―北条早雲と明応津波― 」 [中近世・城郭]

「戦国騒乱と巨大津波―北条早雲と明応津波― 」

先日、「戦国騒乱と巨大津波―北条早雲と明応津波― 」雄山閣が著者である金子浩之さんから送られてきました。
伊東市で発掘した津波痕跡の調査から明応4年と明応7年の巨大地震による大津波の痕跡と捉え、そこから北条早雲の伊豆侵攻、小田原奪取へと論を展開する。
早雲の有名な「火牛の計」は大津波を伝承したという興味深い論を展開している。
いいところに目を付けたと思うし、それを掘り下げて文献史を読み込んでの歴史解釈はなるほどを思う点も多い。
これからきちんと読んでみたい。

http://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php…

価格 : 2,376 円
体裁 19cm/四六判並製・カバー

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内容紹介
時代の転換点をもたらす災害―
北条早雲の伊豆侵攻戦にみる、戦乱と津波災害の関係性を軸に追求する。
歴史展開へ影響を与えた海溝型地震と巨大津波を、津波堆積物と史料の比較検討を通して検証を試みる。

目次

主な目次
序 章 伊豆の武士団と北条早雲
第二章 足利茶々丸と伊東・宇佐美氏の動き
第三章 北伊豆の征服まで
第四章 出土資料が語る戦国時代
第五章 決着をつけた二度の津波
第六章 明応四年津波をみた早雲
第七章 明応地震に関する文献史料の再検討
エピローグ 巨大津波と北条早雲の行動
コラム 落城伝説と早雲の進攻戦


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