「中里遺跡」の報告書刊行! [考古学]
先日、待望の報告書が刊行されました。
東日本最古最大とセンセーショナルな話題を独占した「中里遺跡」の報告書です。
東部瀬戸内の土器とともに関東の地に突如出現した本格的な弥生集落、
読売新聞の夕刊にスクープされ、連日、大騒ぎ、見学会には12000人の長蛇の列でした。
中里遺跡には、ロビンソンデパートが建てられ、今は西武に名前も変わりましたが、
敷地の片隅にはミニ遺跡公園として説明板と竪穴住居が平面復元されています。
まずは、調査・整理に当たられました玉川文化財研究所の戸田哲也社長、
河合さんをはじめ研究所の皆様、本当にお疲れ様でした。
報告書の刊行が、新しい研究の出発点になることを祈念いたします。
報告書は考古学協会で頒布されるようですので、是非、お手に取ってください。
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