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特別展「小田原北条氏の絆 ~小田原城とその支城~」開催のお知らせ [旧石器]

特別展「小田原北条氏の絆 ~小田原城とその支城~」
【平成29年10月1日(日)~12月24日(日)】

小田原北条氏の絆

戦国時代、ここ小田原城を本拠とした戦国大名小田原北条氏は、他の大名の多くが身内同士の争いで国力を弱めていくなか、親子・兄弟・一門が相争うことはありませんでした。そのため、三代氏康は武田信玄・上杉謙信という強力な戦国大名を向こうに回しながらも領国を広げ、四代氏政・五代氏直の時代には広く関東地方を統治するに至りました。小田原北条氏が飛躍を遂げ、約100年にわたる平和な治世を関東に展開できたのは、まさにこうした一族・主従の「絆」があってこそです。
そこで今回は、「小田原北条氏の絆」に焦点をあて、小田原城とその支城の発掘調査で出土したかわらけ(土器)や陶磁器、石製品・木製品・鉄製品などを展示いたします。これらの資料の中には、小田原から運ばれて各支城で用いられていたことがわかるものもあります。そのような資料から見られる小田原城と各支城との関係、「小田原北条氏の絆」をご覧いただくことができます。また、昨年姉妹都市となった東京都八王子市の八王子城・埼玉県寄居町の鉢形城の資料を中心に、箕輪城(高崎市)・本佐倉城(酒々井町)・葛西城(葛飾区)・津久井城(相模原市)・山中城(三島市)など、小田原北条氏領国内であった各地からの素晴らしい資料をはじめ、四代氏政の弟である氏邦や氏照家臣・氏邦家臣の甲冑も400年以上の時を経て初めて小田原城へと入城いたしました。
各地で大切に保管されてきた資料が、小田原城天守閣に一堂に会する今回の特別展「小田原北条氏の絆」をぜひご覧ください。
 


会期及び開場時間

会期

平成29年10月1日(日)~12月24日(日)

*会期中は12月13日(水)のみ休館

開場時間

9:00~17:00(最終入場は16:30まで)
*会期中に開館時間を延長することがあります

会場

小田原城天守閣(天守閣2・3・4階展示室)





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