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特別展「よみがえる小田原城」も、本日23日が最終日となりました [中近世・城郭]

 

特別展「よみがえる小田原城」も、本日23日が最終日となりました。
まだの方、是非、天守閣においでください。

また、展示内容は図録に掲載されてますので、天守閣、見聞館、郷土文化館、平井書店にてお求めください。

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御用米曲輪 見学会 12/21 [中近世・城郭]

12月21日は御用米曲輪見学会でした。

今回は特別展図録の販売促進のため、見学会会場に特別出店させていたたぎました。

おかげさまで40冊ほどお買い求めいただきました。

ありがとうございました。

さて、見学会は前日、神奈川新聞、読売新聞、東京新聞など

当日に毎日新聞とNHK朝のニュースなどにも出ましたので、

多くの参加者があるものと予測されました。

最終の人数は確認していませんが、600人以上が参加されたはずです。

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10時の参加者は250名以上でした。

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前回、話題になった池です。

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舟かと話題になった木製品 今のところまだ何であったかは明確にはされていないようです。

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今回の目玉は、切石敷遺構です。

この遺構は大小さまざまな形に加工した石が、通路のように蛇行しながら、東西約6メートル、南北約9メートルの範囲に敷き詰めてあり、不規則に加工した石を使うことで幾何学的な庭園の景色を生み出しているというものです。敷石の側面には、薄い切石を立て縁石としています。

 中央部分には円形の穴(直径約1・2メートル、深さ約1メートル)が存在しており、切石敷を含む周囲の水を浸透させる機能を持つものと考えられます。一見、井戸のようですが、雨の後でも水はたまらないことから、排水施設であることは間違いなさそうです。隣接して、長さ1メートル程度の自然石が検出されていますが、これは本来は立った状態で配置されたものと考えられ、立石といて、鑑賞用の配置されたものと推定されます。

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写真は撮れませんでしたが、切石敷の井戸の検出されており、周囲には礎石建物や砂利敷き面など

庭園と建物の関係が解りつつあります。今後はさらに調査を進め、3月頃には本年度の〆としての

見学会を開催したいとのことで、調査の進展と研究の真価が楽しみです。

現場は、本丸への通路からは良く見えますので、作業の行っている平日に双眼鏡やズームレンズ付き

のカメラで覗いてみてください。

 

 


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戦国期の切石敷遺構、御用米曲輪で新たに確認 [中近世・城郭]

御用米曲輪で戦国期の庭園を構成する切石遺構が検出されました。
説明では井戸となっていますが、この遺構からは水が汲めませんので、
取水桝の機能を持った遺構と考えたほうがよさそうです。

明日21日、現地説明会がありますので、皆さんの目で直接ご確認ください。
なお、足元が悪いので養生等はしていると思いますが、お気を付け下さい。

以下、神奈川新聞の記事を転載します。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1312190022/

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戦国期の切石敷遺構、御用米曲輪で新たに確認/小田原
 
2013年12月20日
 
御用米曲輪で新たに見つかった切石敷遺構=小田原城址公園

 小田原市は19日、発掘調査を続けている小田原城址公園(同市城内)の御用米(ごようまい)曲輪(ぐるわ)で、戦国期に造られ、全国でも例がないという切石敷遺構が新たに確認されたと発表した。
 
 市文化財課によると、この遺構は大小さまざまな形に加工した石が、通路のように蛇行しながら、東西約6メートル、南北約9メートルの範囲に敷き詰めてある。不規則に加工した石を使うことで幾何学的な庭園の景色を生み出している。
 
 中央部分には円形の穴(直径約1・2メートル、深さ約1メートル)も見られるが、用途は不明。高さ1メートル程度の自然石が立った状態で配置された形跡などから、鑑賞用の技法が採られた可能性が高いという。
 
 また、近くでは切石敷井戸跡がほぼ完全な形で出土した。約2・5メートルの方形で深さ約4メートル。同公園内では以前、江戸期に造られた同種の井戸跡が発見されたが、戦国期のものとしては初めてになる。
 
 同課は「転用石を護岸に使った池跡などが既に見つかっており、北条氏が国内でもかなり高いレベルの造園技術を持っていたことがうかがえる遺構になるのではないか」と話している。
 
 市は21日、同遺構を公開した市民説明会を開催する。午前10時から午後3時まで。問い合わせは同課電話0465(33)1718。
 

 


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石垣山一夜城井戸曲輪の石垣崩落対策工事の実施 [中近世・城郭]

石垣山一夜城井戸曲輪の石垣崩落対策工事の実施のお知らせが小田原市HP

に掲載されました。

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井戸曲輪を下りる正面部分が特に孕みが大きいです。

この部分を中心に対策工事が行われることになります。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/property/shisekinoseibi/p12974.html

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史跡石垣山(石垣山一夜城)では、平成17年度に石垣山全体の石垣安定度評価を行っています。その評価に基づき、優先順位をつけ保全対策工事を実施しており、平成19年度から平成23年度までは、石垣山北西エリアの保全対策工事を行いました。

平成25年度と平成26年度は、井戸曲輪北東側石垣の北端部分の石垣崩壊対策工事を実施します。工事対象箇所は石垣安定度評価において、不安定であり優先的に対策の必要があると評価されたと同時に、見学路に接している部分であり、見学者の方々の安全を確保するために工事を実施します。 

工事はワイヤーネットを必要最小限の範囲にかけて石垣を覆うものです。合わせて伸縮計を設置し、今後の対策の参考とするため、石垣の変異の有無を計測します。 

石垣保全対策工事期間中(平成26年秋頃まで)は添付図面に示した場所から先は井戸曲輪内の通行ができません(全体を見渡す場所までは入ることができます)が、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。


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小田原城八幡山古郭の散策路12月20日から開放 [中近世・城郭]

県立小田原高校は西曲輪、藤原平など小田原城八幡山古郭の中心に位置していますが、

高校建設後、散策路の整備が進められていましたが、ようやく公開されることになりました。

小田原高校校舎改築にあたっては、八幡山に『北条早雲公園』を創る市民会議が設立され

校舎建設にたいする保存運動が展開されました。メインとHPは現在見ることができなくなりましたが、

下記のHPに当時の様子が記されています。

http://homepage3.nifty.com/odawara-jo/tenboukouen.html

以下は小田原市HPからの転載です。

https://blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/regist/input

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小田原城八幡山古郭の散策路12月20日から開放

 

県立小田原高等学校周辺には、戦国時代の小田原城をしのばせる本曲輪高台土塁や堀跡が残り、同校一帯は「八幡山古郭」と呼ばれています。
 神奈川県教育委員会では、小田原高校グラウンドに隣接する県有地に、これらの遺構を巡ることができる約230mの散策路を整備しました。
この散策路の北口(高校正門の手前)には、3本の短い鍵折れ状の堀を組み合わせて防御を厳重にしていたとされる「三味線堀」の跡を見ることができ、散策路のほぼ中央にあるポケットパークからは、本曲輪高台土塁を観察することができます。

このたび、この散策路について、小田原市が管理することとし、次のとおり開放します。

 

開放開始日時 平成25年12月20日(金)午前10時00分

開放場所 散策路北口(神奈川県立小田原高等学校正門の手前)

住所:小田原市城山3-26-1
    小田原駅西口から徒歩15分(百段坂経由)

•※開放にあたり、関係者のあいさつの後、入口の進入防止柵を開け、説明板の覆いをはずします。その後、散策路内をご案内します。

問い合わせ先

遺構の内容、散策路の管理
小田原市文化部文化財課 電話 0465-33-1718


散策路の設置
神奈川県教育委員会教育局行政部まなびや計画推進課施設企画グループ
電話 045-210-8120

 


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熊本城見学その3 九州旅行31 [中近世・城郭]

 またまた、ひさしぶりの九州旅行ネタです。

熊本城散策途中、売店に立ち寄りました。

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おみやげたくさん置いてました。

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暑かったので、熊本かき氷300円を注文

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 名物らしいいきなり団子がカットして入っています。

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ライトアップ用のライト

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そして、宇土櫓へ

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こちらは重要文化財です。

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土塀の控え柱は石製でした。

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やはり現存の階段は急こう配です。

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宇土櫓から天守を望む

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そして、帰路途中には菖蒲の栽培

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おそらく不開門?

こちらの出口から出ましたが、空いていました。

 

 

 

 

 


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小田原城天守閣特別展 『よみがえる小田原城~史跡整備30年の歩み~』図録刊行のお知らせ [中近世・城郭]

諸般の事情により?図録刊行が遅れに遅れておりましたが、ようやく本日刊行しました。

本文・図版込み  A4版 110頁(カラー92頁)   重量 635g
頒布価格      1500円    送料 350円
頒布場所      天守閣・歴史見聞館・郷土文化館
申込み方法 現金書留にて、下記まで
〒250-0014 小田原市城内3-22 小田原市観光課城址公園係
問合せ先 0465-23-1373(天守閣図録担当)

  目 次

Ⅰ 小田原城の成立と変遷

  1 500年にわたり継続した城郭 

  2 小田原城と城下の位置と立地  

  3 小田原城の歴史的変遷 

Ⅱ 廃城後の小田原城

  1 小田原城廃城と解体 

  2 御用邸の建設 

  3 大正関東大震災と城跡の壊滅的被害 

  4 変貌する小田原城  

  5 天守閣の復興 

  6 常盤木門の再建

Ⅲ 史跡整備30年のあゆみ

  1 史跡小田原城跡本丸・二の丸の保存と整備

  2 よみがえる銅門

  3 二の丸御殿の確認調査

  4 馬出門の整備

  5 馬屋曲輪の整備

  6 御用米曲輪の調査

 

執筆 諏訪間順(小田原城天守閣館長・学芸員)

    佐々木健策(小田原市文化財課学芸員)

 

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熊本城見学その2 九州旅行30 [中近世・城郭]

本丸広場では、加藤清正になりました(笑)。

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それにしても本丸は樹木もなく、城として機能していた当時の景観を保っています。

天守正面の景観とはこのようなものなのでしょうね。

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そして、熊本城おもてなし武将隊の面々

たしかにイケメンが多いし、成りきってパフォーマンスをしていましたね。

福岡城の黒田かんべい君はまだなりたてのうぶな感じでしたが、

こちらは年季が違う感じでした。

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天守内は展示は少しで、寄付の名前を記した板がずらりとすごかったです。

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他の城の写真も展示されており、我が小田原城もありました。

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天守からの眺望は素晴らしい!

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この日は良い天気に恵まれました。

 


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熊本城見学その1 九州旅行29 [中近世・城郭]

九州旅行記もしばらく途絶えていましたが、あと少しなので再開します。

8月28日(水)ホテルを9時前に出て、高橋公園を通り、「維新群像」を

見ながら熊本城の坪井川沿いに石垣を見て、桜の馬場 城彩苑に行きました。

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「維新群像」

http://www.manyou-kumamoto.jp/contents.cfm?id=438

 

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熊本城は今回の九州お城めぐりの中では、城を生かした観光的な整備が

整っていると感じました。至る所に説明板や案内板が設置されています。

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坪井川沿いの石垣と長塀は見事でした。芝の管理が行き届いています。

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行幸橋手前の加藤清正像 観光地としては必要なアイテムですね。

写真を撮るポイントがいくつもあるのは大切です。

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復元整備予想図もあり、将来構想が示されています。

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桜の馬場 城彩苑の入り口

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9時過ぎに入ったのでお客さんは少なかったですが、

観光バス駐車場もあり、城の入口にこれだけの施設を作ったということは

うまく考えたものです。

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そして、この施設の中には総合観光案内所のあり、

様々な対応ができるようになってるようです。

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そして、ガイドさんも配備されており、私たちもガイドをお願いしました。

ガイド料は無料です。

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櫨方門から城内に入ります。

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入城料600円

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五階櫓跡の石垣?

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見事な石垣を堪能できます。

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平左衛門丸から見る大天守

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本丸から見る大天守

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本丸御殿に入ります。

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さすが本丸御殿は素晴らしい復元がされていました。

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江戸城天守を復元 建設通信新聞の記事 [中近世・城郭]

 江戸城天守を再建する会が活発に活動しています。

明暦の大火で焼失した江戸城天守、これが実現したら日本の文化財行政が大きく転換しますね。

今後の展開をとても注目しています。

 http://npo-edojo.org/

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五輪開催に合わせ江戸城天守を復元/世界最大の木造建築、民間から350億

http://www.kensetsunews.com/?p=21791

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせ、民間資金を活用して江戸城天守を再建しよう--。NPO法人江戸城天守を再建する会(小竹直隆理事長)は25日、江戸城天守再建構想を発表した。樹齢100年以上の国産ヒノキ約1000本を活用し、1657年の明暦大火で消失した江戸城寛永度天守を完全再現する構想で、天守跡石垣(元天守台)での伝統木造構法による再建は、構法・耐震・防火・材料調達から可能とする。
総事業費約350億円を見込み、「税金を投入する状況ではなく、今後、民間企業・団体に賛同をいただき、建設主体(SPCなど)と運営主体をつくることになると思う」(小竹理事長)との構想を示す。
 再建の意義について、現在の東京が江戸城を中心に構成された江戸の都市構造をもっていることを踏まえ、江戸天守を再現して江戸城と日本橋を結ぶ「歴史まちづくり再生ゾーン」を形成することにより、国際交流拠点の形成や日本の伝統・文化を世界に発信する観光拠点の実現を挙げる。また、日本の伝統・文化の魅力を発信するシンボル、文化・交流のランドマークを創出するとともに、東京のブランド力向上につながるとしている。

 一方、技術的には、建設当時などの非常に正確な図面が残っており、極めて正確に再現することが可能だという。再建に当たっては、樹齢100年以上の国産ヒノキを約1000本活用し復元できれば、地下1階地上5階建て高さ55mの世界最大の木造建築となる。しっかりした維持管理によって耐用年数も1500年の超長寿命建築になるという。

 事業費は、本体工事費約250億円、仮設・天守台改修などに約50億円、展示プロンプトなどに約50億円を見込む。一方、経済波及効果は1043億円、雇用誘発効果を8240人と試算する。

 実現に向けては、皇居は国有財産として宮内庁が管理していることなどから、宮内庁、内閣官房(国家戦略特区利用関係)、文化庁(復元、特別史跡関連)、林野庁(木材利用)、国土交通省・東京都・千代田区(都市計画法、建築基準法関係)などとの事前相談・協議などを進める。14年に建設主体を設立、15年に計画・設計着手、16年着工、東京オリンピック開催に合わせての竣工・オープンを想定している。
[ 2013-10-28 1面]

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小田原城南曲輪西二重櫓 [中近世・城郭]

 

縮小版 Ⅱ-3 南曲輪西隅櫓.jpg

南曲輪二重櫓

『ザ・ファーイースト』1871年(明治4121日号に掲載された南曲輪西二重櫓。

11月~12月に撮影されたものと推定される。 

南曲輪は現在の図書館、郷土文化館があり場所であり、西側と東側に2棟の二重櫓が

建っていた。

銅門などの写真と同様に壁が崩落しており、改修が行われていない状況が見て取れる。

この写真撮影の直後には解体されている。

本写真は今年、神田の古書店から天守閣が購入したものである。

  

 


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天守閣特別展「よみがえる小田原城」史跡整備30年の歩みが開催されました。 [中近世・城郭]

天守閣特別展「よみがえる小田原城」史跡整備30年の歩みが開催されました。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawaracastle/event/yomigaeru.html

毎回、突貫工事のように展示作業、前日である昨日の午後から展示開始し、

私を含めて4人で手分けしながら、パネルを張り、遺物を並べました。

結局、朝の4時までかかってしまいました。

1383632_744069145619977_726544569_n.jpg

毎回、反省しているのですが、なかなか改善できないのは困ったものです。

来年こそは、このようなことの無いように肝に銘じておきたいと思います。

IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0101.JPG

大きな案内看板は少し前から設置しています。

IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0102.JPG

そして、天守閣正面には、大きなタペストリーも設置しました。

IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0104.JPG

中4階の展示室 

テーマは「よみがえる小田原城」史跡整備30年の歩みということで、

 

小田原城の成立と変遷

廃城後の小田原城

 

そして、史跡整備30年の歩みとして

銅門、二の丸御殿、馬出門、馬屋曲輪と進められ

てきたそれぞれの調査と整備について、写真パネ

ルと説明文を展示しています。

そして、最後は、現在進行中の御用米曲輪の調査

についても展示してあります。

写真パネル 149点
出土遺物   121点
説明パネル 116点  計386点

 

IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0106.JPG

「廃城後の小田原城」の展示では、廃城直後から常盤木門再建までの

二の丸を中心に古写真などをたくさん並べています。

IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0112.JPG

そして、史跡整備30年の歩みとして、住吉堀や銅門について

住吉堀の堀底の変遷などを示します。

IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0120.JPG

馬出門と馬屋曲輪 元禄地震で焼けた瓦も展示してあります。

 IMG_3623 (1)特別展 よみがえる小田原城展示状況0121.JPG

最後は、御用米曲輪の最新情報も展示しています。

この展示を見れば、本丸・二の丸のあらゆることがわかるような展示になっています。

解説が多いのでじっくり読むと時間がかかりますので、ご注意ください。

 

では、お待ちしています。

 


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解体中の小田原城天守 [中近世・城郭]

 

天守閣で開催する「よみがえる小田原城」で掲載する写真などを順にアップします。

http://jun3519.blog.so-net.ne.jp/2013-10-21

明治維新を迎え、明治2年(1869)の版籍奉還によって、改めて小田原藩知事に

任命された大久保忠良は、藩の財政が城郭の修補に耐えられないことを理由に、

廃城令を待たずして明治3年(1870)に明治政府に廃城届を提出した。

廃城願いの書類には、城郭の諸櫓が昨年秋以来の数度の暴風雨によって大破した

ことを伝えているが、明治初期に撮影された古写真には銅門や南曲輪西南櫓など、

千鳥破風や石落しを備えた優美であった城郭建築は、屋根瓦が崩落し、白壁も崩れ、

荒れ果てた姿を示している。

 

同年1110日、高梨町(本町2丁目)の平井清八郎ら民間人に、天守閣や櫓など5棟

の建物が900両で払い下げられた。解体は契約から晴天60日を限って取り壊された

とされ、12月中には解体された。

 

写真は、解体中の天守(横浜開港資料館蔵)

現存する天守唯一の写真で明治311月に天守閣など建物の売却が決まり、

人々の見学が許可された。

この写真は、天守閣解体作業の最中の1870年(明治312月頃に撮影された

ものと推定される。 

縮小版 Ⅱ-1 解体中の天守.jpg

 

 


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御用米曲輪の池遺構発見 [中近世・城郭]

御用米曲輪の調査ですが、庭園を構成する池が検出されました。

池には五輪塔などの墓石を張り付け、護岸にしていました。 

今のところ類例もなく、貴重な発見となりました。

本日、記者発表して各社取材に来たようです。

下記のTVKの放映をご覧ください。

 調査担当の佐々木健策さんも出演しています。
 

10月19日に見学会が開催されますので、是非、現物をご覧ください。

見学会は10月19日(土)10時、11時、13時、14時の計4回、担当者から

30分程度の説明があるようです。

また、11月23日、12月21日にも見学会を行い予定です。

おそらく今日の朝刊に何社か載るはずです。

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画像は天守閣へと登る通路から撮りました。望遠鏡があれば、護岸の墓石もこのように

良く見えます。

 

以下は、TVKkのネット配信より転載です。 

 http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/2013/10/07/post-468.html#OJZu6IZ.share-facebook_like

小田原市は、発掘調査を行っている小田原城の跡から、戦国時代に作られた全国的にも珍しいという池の跡を見つけたと発表しました。

見つかった池の跡は、外周が45メートル以上あり、池の底に沈んでいた素焼きの土器=かわらけの様子などから、15世紀から16世紀の戦国時代に作られたものとみられています。市の担当者によりますと、特徴的なのは池の護岸に使われた石で、供養塔の役割があるという「五輪塔」の一部が曲線を描いて2000個以上敷き詰められている作りになっていて、全国的にも例がないということです。小田原市では、今月19日から12月まで月に一回一般の人向けに現地説明会を開くことにしています。


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肥前名護屋城 九州旅行25 [中近世・城郭]

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呼子の河太郎の後は、肥前名護屋城に行きました。

まずは、肥前名護屋城博物館をの見学です。

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残された絵図や絵画によると肥前名護屋城が陣城の域を超えたとてつもない

城郭であり、周囲に展開する陣城群の規模も数も呆れるほどであったことが

理解できます。

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博物館の背後には、木下延俊陣跡があり、見学しました。

ここは、樹木を伐採しないでの整備なので鬱蒼とした感じでした。

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いよいよ肥前名護屋城へ向かいます。

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清掃協力費を100円払い入場します。

ちょうどガイドさんがいられたので、ガイドをお願いしました。

 

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まずは全体図の前で、説明を受けます。

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それにしても石垣の残りは良いですね。

石垣山城は関東大震災で崩落しているのと比べると大違いです。

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それでも日当たりのよい場所の石垣の管理はされているのでしよう。

やはり、草がかなり生えている場所もありました。

 

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名護屋城の石垣は矢穴がかなりの数あります。

天正18年とその直後の文禄期の2~3年で、矢穴を持ちた石割の技術が

急速に発達したことを感じます。石垣山には矢穴は一つもありません。

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名護屋城からは玄界灘が一望できますが、至近距離に玄海原発もあります。

 

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本丸の調査も進み、建物跡の表面表示による整備が進んでいました。

ただ、建物復元はないので、石垣と表面表示だけの整備だと、一般の観光客には

なかなか城の構造などの理解は難しいように感じました。

城好きにとっては、まったく別の見方のあるでしょうが・・・。

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名護屋城の見学の後、近くにある道の駅によって休憩、

この日もとても暑かったです。

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かき氷ソフトを注文、スイカのソフトをたのんだのに甘夏のソフトがかかっており、

結局、2つの味を楽しめました。

 

 


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唐津城2 九州旅行22 [中近世・城郭]

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いよいよ登城です。受付で400円払います。

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途中、模型やら展示を見ながら展望所へ

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良い天気なので、気持ちが良かった。

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素晴らしい眺望ですね。

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唐津城の本丸は樹木が茂っていました。桜が多いですね。

なかなか城を見せる、城を見てもらう管理はしていないように感じました。

史跡でもないので、観光地としての管理が中心にならざるを得ないのでしょう。

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本丸には土産物屋さんもありました。

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そして、ここはエレベーターがあります。

せっかくですから乗って下りました。

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まっすぐに降りるのではなく斜めにおります。

なかなか面白かった。

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降りたところから、正面の海岸には石垣整備のための石が置かれていました。

これを見ると相当に大規模な改修工事だとわかりますね。

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城の周りの石垣を見ながら散策しました。

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本丸斜面はタブ林の樹叢、どうりで気が多い城だと思いました。

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城の入り口に戻り、土産物屋さんで一休み

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アイスクリームをいただきました。

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駐車場に戻り、天守閣をパシャリ。

これから、呼子でイカを食べる予定です。

 


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唐津城1 九州旅行21 [中近世・城郭]

九州旅行4日目 豆腐を食べてから、唐津城に行きました。

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駐車場に停めてから、地下道をくぐります。

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地下道には陶板による観光案内やらがありました。

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天守まで階段です。

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なかなか立派な石垣です。ただ、手前に樹木がかなりあり、

石垣の壮大さを減じています。

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何とすごい藤棚

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花の時期はとてつもなくすごいのでしょうね。

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唐津城は天守台石垣の大規模工事中です。

極めて現代的な工法を駆使して、約15億円、

2016年度までの9年間で、本丸を囲む石垣の

うち約7割の1300平方メートルを再構築しています。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1181734.article.html

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工事の防護壁には唐津くんちの写真もあります。

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いよいよ天守閣へ 以下次回です。

 


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佐賀城本丸御殿 九州旅行18 [中近世・城郭]

まだまだ、九州旅行の記事は続きます。

8月26日の午後、吉野ヶ里の後は、佐賀城に行きました。

佐賀城は平成16年に本丸御殿が復元され、

佐賀県立佐賀城本丸歴史館になっています。

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まずは、重要文化財になっている鯱の門を通ります。

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なかなか重厚な渡櫓門でした。

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石垣も立派ですね。

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続いて、本丸御殿へ

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下駄箱に靴を入れて、入ります。

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やはり本丸御殿の規模は大きく、とてもきれいでした。

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館内は本丸歴史館として、資料が展示されています。

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本丸御殿は入場料は無料ですが、このように来館者の気持ちで

寄付を受け付けていました。

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お城を模した寄進箱です。私もこちらに寄付をしました。

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佐賀城は国指定史跡ではないため、文化庁の文化審議会・復元検討委員会

には審査されなかったのでしょうが、本丸建物復元専門委員会には、

西和夫先生を委員長に古建築の専門家をそろえ、きちんとした検討が行われたのでしょう。

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本丸周りの石垣も整備が進んでおり、改修工事を行った様子がわかります。

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佐賀城南堀には一面の菱 蓮を復活する試みも始まったようです。

これだけ一面の菱が生えると管理の仕様もないでしようね。

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無料駐車場の一帯は、公有化が進められているようでした。

 


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雨の福岡城その2  九州旅行9 [中近世・城郭]

九州旅行2日目 午前ですので、まだまだ続きます。

さて、雨の福岡城を散策しました。

鴻臚館跡展示館から扇坂、表御門跡から本丸に入りました。

 

 

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石垣の残りは良いですね。大地震がないと、400年も残るものだと感心しました。

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二の丸には梅林、本丸には桜林になっています。

開花時期はとてもきれいなんでしょうが、城跡本来の景観とは異なりますね。

 

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重文の南多門櫓と石垣 なかなか見事です。

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ちょうど、重文の多門櫓において、展示会があり見てきました。

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城の整備はこれからなのでしょう、植栽の管理、二の丸を中心にスポーツ史跡も多く、

なかなか長期戦になりそうです。

石垣を見せることが課題のようです。石垣に草が生えていますので、これらの管理と

石垣手前には樹木が植栽されているので、これらを今後どうするのか、課題になりそうです。

石垣の残りはとても良く、本丸・二の丸は、縄張りの改変は一部にようです。

鴻臚館との重層的な整備は課題も多いのでしょうが、

大河ドラマ黒田官兵衛を契機に観光スポットになるでしょうから、

整備もうまく進むと良いなと感じました。

 


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鴻臚館跡展示館 九州旅行8 [中近世・城郭]

福岡城は古代日本の迎賓館であった鴻臚館があった場所としても有名です。

平和台球場のあった場所を中心に広く展開しています。

 

平和台野球場外野席の改修工事に伴う発掘調査によって、中国産の陶磁器や

朝鮮半島産の陶器、さらには西アジア系のイスラム陶器やペルシャ系の

ガラス容器など、国際色豊かな遺物が多数出土しています。


鴻臚館跡展示館では出土品の展示のほか、発掘された遺跡の上に覆屋を建て、

礎石などの遺構を発見時のままの姿で公開されています。

覆屋を建てて遺構そのものを見せる展示はいくつかありますが、

ここの遺構の状態は良いようですね。

 

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福岡城むかし探訪館と福岡黒田武将隊 九州旅行7 [中近世・城郭]

8/25 午前9時30分過ぎ、福岡城むかし探訪館に到着

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ちょうど、親子相手のイベントの開催中でした。

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福岡黒田武将隊も登場していました。まだ、なれない感じで初々しかったです。

 http://www.city.fukuoka.lg.jp/charm/kanbei/team_kuroda.html

福岡城は黒田官兵衛が大河ドラマに決定し、市をあげて盛り上げている感じです。

http://www.city.fukuoka.lg.jp/charm/kanbei/index.html

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むかし探訪館は、2012年4月にオープンした新しいガイダンス施設ですが、

江戸時代の福岡城下の古地図を配した床には、縮尺400分の1の福岡城の

立体模型が展示されていました。

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そして、鴻臚館跡・福岡城跡の当時の姿を、CGなどのデジタル技術を用いて

タブレット端末の中に再現し、タブレット端末を手に、ボランティアガイドによる

案内とともに史跡内を散策し、その場所で当時の姿などを体験できるようです。

この日はイベント中でしたが、担当の方が貸してくれて、体験することができました。

なかなか史跡で建物を復元することは難しい中で、バーチャルであっても、

それなりに検討して復元した姿が見られるのはすごいことです。

このCG良くできていました。

担当の方にお聞きしたところ、CG作成や端末の経費などの一式で3800万円ほどの

経費がかかっているそうで、簡単に導入は難しいと思いますが、

最先端の試みは素晴らしいことです。

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タブレット端末はこんな感じでCGがでます。

 


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雨の福岡城その1 九州旅行6 [中近世・城郭]

 

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8/25 博多の朝は雨でした。その日の予定は福岡城の見学です。

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まずは、朝食 私は和食

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妻は洋食

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ホテル近くの駐車場への途中、古い料亭がありました。

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料亭 老松 老舗らしいです。雨で読めませんね。

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塀がチョウナ削りのようでした。

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ホテルの駐車場から、雨天の中、福岡城へ 

福岡城の駐車場から石垣を見ながら

新しくできた「福岡城むかし探訪館」を目指します。

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途中に平和台陸上競技場があり、藤田敦史の当時マラソン日本記録を

出したシューズが展示してありました。

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福岡城むかし探訪館では、ちょうどイベント開催中でした。

次回へ続く


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九州国立博物館 九州旅行その1 [中近世・城郭]

8/24 朝6時過ぎに自宅を出発、羽田9時5分に搭乗

福岡空港は悪天候のため、空港上空で一回り、予定を30分以上も遅れて着陸でした。

その後、レンタカーを借りて、九州国立博物館へ

初めての訪問でしたが、こんなものかという感じでした。 

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ちょうど、吉野ケ里遺跡のイベントが開催中でした。

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九州 城と史跡の旅 [中近世・城郭]

勤続30年特別休暇をいただき、結婚25周年記念をかねて、

九州史跡と城めぐり旅行です。


 西北九州の城郭の整備と管理の状況を中心に見学したいと思います


 妻に中州で博多ラーメン、佐賀で呼子のイカを食べさせたい。

というか、自分が食べたいということです。

今回は旧石器関係とクワガタは封印の予定です。


 主な訪問先と日程は次の通りです。

8/24(土) 九州国立博物館-板付遺跡-福岡城...

8/25(日) 福岡城-福岡県糸島櫻井神社 妻友人宅


8/26(月) 吉野ヶ里遺跡・佐賀城


8/27(火) 唐津城-肥前名護屋城 


8/28(水) 熊本城 装飾古墳館 帰京

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福岡城の武将隊

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雨の福岡城

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糸島の櫻井神社

 

 


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7/10 箱根石仏・石塔群保存整備記念館 [中近世・城郭]

昼を食べた後、箱根ビジターセンターへ行く途中、箱根石仏・石塔群保存整備記念館に立ち寄りました。

石仏等の整備事業に伴って設置された保存館です。

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http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn015/hakoneji/hakonej1.html

 

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精進が池はとてもおごそかで美しい場所でした。

 


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シンポジウム「秀吉を迎え撃て-天正年間の関東の城-」是非どうぞ! [中近世・城郭]

直前までレジュメ作成にかかり、パワポはこれから作成します。

満足な準備ができていませんが、何とか最低限の役割を果たしたいと思います。

齋藤さん、竹井さんと後北条氏城郭のスペシャリスト、お手柔らかにお願いしたいものです。


 明日、日曜日は相当突っ込んだ議論になりそうな予感がします。

 

http://www.houjin-tmu.ac.jp/news/press/3426.html?d=assets/files/download/press/press_130612.pdf

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

シンポジウム「秀吉を迎え撃て-天正年間の関東の城-」  

豊臣秀吉の小田原攻めによって天正18(1590)に滅亡した北条氏。

しかし北条氏は秀吉を迎え撃とうと、多くの城普請を行いました。

今回はこれらの城にかかわる研究から導き出される当時の実態について、

文献史学・考古学・城郭史の各視点を総合的に検討し、解説します。

 ◆ 日時 平成25年7月14日(日)14001700

◆ 会場 首都大学東京 南大沢キャンパス 91年館 多目的ホール

定員100 名・参加無料・事前申し込み不要

◆ パネリスト

齋藤慎一(江戸東京博物館 学芸員)

諏訪間順(小田原城天守閣 学芸員)

竹井英文(日本学術振興会 特別研究員)

◆ コーディネーター 谷口 央(首都大学東京大学院 人文科学研究科 准教授) 


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江戸城再建を目指す会 小竹直隆理事長の講演 [中近世・城郭]

先週とある会合があり、NPO法人 江戸城再建を目指す会小竹直隆理事長の講演を聞くことができました。

江戸城天守は明暦の大火で炎上し、その後、再建されていない日本最大の天守です。

 

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講演された小竹理事長は、JTB代表取締役専務などを歴任された方で

世界の観光の動静を長く見てきた方、世界の大都市でその国の歴史と文化の象徴が存在するが

東京にはそれがない、観光立国を目指す上でも江戸城天守は必要だと訴えました。

http://npo-edojo.org/?page_id=29

NPOのHPはこちらです。

http://arcadia.cocolog-nifty.com/nikko81_fsi/2013/04/post-0e49.html

講演後の質疑では、再建の経費についての質問がでました。

木造でおよそ400-500億円とのことでした。国や都が中心となり、再建計画を推進すれば

再建経費は何とかなるのではとのお話でした。

 

 

 


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御用米曲輪の瓦分別 [中近世・城郭]

御用米曲輪では、三つ葉葵の瓦が大量に出土し、話題になっていますが

連日、出土する瓦は、おねいさまたちによって、泥を落とし分別をされています。

やぶ蚊が多いので完全武装、蚊取り線香もかかせません。

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シンポジウム「秀吉を迎え撃て-天正年間の関東の城-」のお知らせ [中近世・城郭]

たまには小田原城の研究もしなければなりません。

7月14日は、首都大学のオープンキャンパスらしく、

高校生にもわかりやすい発表を依頼されています。 

http://www.houjin-tmu.ac.jp/news/press/3426.html?d=assets/files/download/press/press_130612.pdf

 

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シンポジウム「秀吉を迎え撃て-天正年間の関東の城-」  

豊臣秀吉の小田原攻めによって天正18(1590)に滅亡した北条氏。

しかし北条氏は秀吉を迎え撃とうと、多くの城普請を行いました。

今回はこれらの城にかかわる研究から導き出される当時の実態について、

文献史学・考古学・城郭史の各視点を総合的に検討し、解説します。

 ◆ 日時 平成25年7月14日(日)14001700

◆ 会場 首都大学東京 南大沢キャンパス 91年館 多目的ホール

定員100 名・参加無料・事前申し込み不要

◆ パネリスト

齋藤慎一(江戸東京博物館 学芸員)

諏訪間順(小田原城天守閣 学芸員)

竹井英文(日本学術振興会 特別研究員)

◆ コーディネーター 谷口 央(首都大学東京大学院 人文科学研究科 准教授) 


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―徳川・大久保・稲葉家の家紋瓦―小田原市郷土文化館で特別公開 [中近世・城郭]

 6月から御用米曲輪で出土した三つ葉葵の瓦を展示していましたが、

7月からは、バージョンアップして、稲葉氏の家紋瓦、「折敷の三」と

大久保氏の家紋瓦「大久保藤」も展示されています。

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/press/detail.php?prs_id=6532

6月1日から郷土文化館で、史跡小田原城御用米曲輪で出土した三つ葉葵紋瓦を展示しています。7月1日からは、さらに展示を充実させ、史跡小田原城跡とその周辺の発掘調査で出土した瓦のうち、家紋がついた瓦を新たに展示します。
 展示では解説シートを用意しますので、併せてご覧ください。
 なお、このたびの三つ葉葵紋軒丸瓦の出土は、近世の瓦の研究者から「全国的に見てもこれまでで最も多い出土量だ」との見解をいただきました。ぜひ、ご覧ください。

日時 平成25年7月1日(月)~8月31日(土)
   午前9時~午後5時 ※展示期間中、休館日はありません。
場所 郷土文化館1階 考古資料室(入場無料)
展示品
国指定史跡小田原城跡御用米曲輪出土
徳川家家紋「三つ葉葵紋」瓦、
大久保家家紋「上り藤に剣大字紋」(のぼりふじにけんだいじもん)瓦、
稲葉家家紋「折敷三文字紋」(おしきさんもんじもん)瓦 など

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これでもかと、三つ葉葵の瓦が展示(集積)されています。

いずれも19世紀、幕末期の瓦のようです。

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稲葉氏の瓦

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大久保氏の瓦

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こんな感じで説明もあります。


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