櫓台の瓦 [中近世・城郭]
櫓台には瓦の廃棄層が検出されています。
その瓦は赤く焼けています。
この焼けた瓦は元禄16年(1703)の地震による櫓焼失の際に廃棄されたものと推定されます。
瓦廃棄層の断面
わずか3×3mの範囲でこれだけの瓦が廃棄されていました。
軒丸瓦、軒平瓦、菊丸瓦などはごくわずかです。
こうした推定が正しければ、これらの瓦は元禄16年という明確な年代
を与えることができます。
これから詳しい分析を行う必要があります。
櫓台には瓦の廃棄層が検出されています。
その瓦は赤く焼けています。
この焼けた瓦は元禄16年(1703)の地震による櫓焼失の際に廃棄されたものと推定されます。
瓦廃棄層の断面
わずか3×3mの範囲でこれだけの瓦が廃棄されていました。
軒丸瓦、軒平瓦、菊丸瓦などはごくわずかです。
こうした推定が正しければ、これらの瓦は元禄16年という明確な年代
を与えることができます。
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昔の投棄は、分かりますが。香芝市では発掘資料の白鳳時代の瓦投棄がありました。まったく何を投棄したかも記録せずずさんなものです。その中には未報告遺跡の資料も入っていたようです。
by すんこま (2009-11-09 20:58)
すんこまさん
香芝市の件、ネット配信のニュースでは詳しい状況がわかりませんが、
出土品の収蔵場所にはどこの自治体や調査組織も大きな課題となっています。
by ジュンクワ (2009-11-09 23:50)