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シンポジウム「ナイフ形石器・ナイフ形石器文化とは何か」報告1 [旧石器]

2011年1月22日~23日に開催されたシンポジウムは無事に終わりました。

二日間での述べ参加者は100名とのことでした。

1991年第1回シンポジウム「AT降灰以前の石器文化」195名、1995年第2回シンポジウム「ナイフ形石器文化後半期の石器文化」196名と多くの参加者を得てのシンポジウムと比べると約半数ということですが、近年の大きな学会の参加者も同様に減り続けていることもありますので、まずまずだと思います。

今回のシンポジウムの企画・運営の総括は野口淳さん、会場関係は飯田重雄さん、年末年始は予稿集を含む会誌編集で明けくれた等々の皆さん、本当にお疲れ様でした。

そして、予稿集の執筆・基調報告・コメント発表等の皆さん、ありがとうございました。

この2日のシンポジウムは記録集、論文集などの刊行を予定していますので、近いうちに活字になることでしょう。

これから何回かに分けて、会場の様子を報告します。

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シンポジウム予稿集を兼ねた石器文化研究16号約140頁2500円です。

申し込みは、石器文化研究会HPか近日中に六一書房にて販売されます。

発送の手間を考えると六一さんで申し込みください。http://www.book61.co.jp/

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開会挨拶は砂田佳弘代表世話人

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記念公演は安蒜政雄明治大学教授による「日本旧石器時代における文化と時期の区分」

先生の入学時の1965年からの研究状況、杉原先生が「刃器」にこだわったことや当時の石器の用語を「翻訳」から自分の「言葉」にしていく作業を『考古学集刊』にしていつたことなど、学史の移り変わり・形成過程をを身近で見ていた方の講演でした。

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そして、基調報告①は西井幸雄さんによる「「日本旧石器時代」とナイフ形石器・ナイフ形石器文化」

「えーと」が格段に少なく聞きやすい話でした。

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基調報告②は野口淳さん「ナイフ形石器・ナイフ形石器文化を見直す-視点・枠組み・方法-」

今回のシンポジウムの趣旨説明を兼ねての報告でした。

そして、昼食

発表者・事務局は控室でお弁当です。

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続く

 


 
 

 


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コメント 2

anoguchi

junkuwaさま
本当にお疲れ様でした。とくにパネル・ディスカッション...
記録集、冒頭の25分(5分×5)が新たな学史になりそうな予感です。
by anoguchi (2011-01-24 23:13) 

ジュンクワ

anoguchi さん
お疲れ様でした。とりあえず、無事に終わって何よりです。
by ジュンクワ (2011-01-25 01:44) 

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