石器文化研究会 2月例会のお知らせ [旧石器]
石器文化研究会メーリングリストからの転載です。
最近もパキスタンから戻ったばかり、今や南アジアの旧石器考古学の日本の第一人者といえるでしよう、
発表者は、野口 淳さん(明治大学校地内遺跡調査団)です。
題 目:「アウト・オブ・アフリカⅡ南回りルートを追跡する」 、先日、刊行された「交代劇」本の
分担執筆(発表)者でもあります。
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石器文化研究会会員各位
昨年は会員みなさまのご協力により、無事例会の開催を執り行うことができました。
本年も宜しくお願いいたします。
石器文化研究会では例会での発表、取り上げてほしいテーマなど随時募集しております。
希望がありましたら幹事までご一報ください。
さて、2月例会の詳細についてお知らせいたします。
発表者の野口氏が近年中心となって推し進める、パキスタンでの発掘および資料調査の成果をもとに
ご報告いただきます。
周辺地域の研究者とも積極的に交流を深めているとのことですので、あわせて最新の研究動向についても
ご紹介いただく予定です。
日 時:2月16日(土)14:00~
場 所:明治大学考古学実習室(猿楽町第二校舎3階)
発表者:野口 淳(明治大学校地内遺跡調査団)
題 目:「アウト・オブ・アフリカⅡ南回りルートを追跡する」
概 要:遺伝人類学研究の進展とともに、現代人の出アフリカ後の拡散ルートとして注目されている
「南回りルート」に関する調査、研究の現状をアラビア~インドまで概観し、また関連遺跡や石器群に
ついて紹介する。
【参考文献】野口2013「南アジアの中期/後期旧石器時代 「南回りルート」と地理的多様性」
『ホモ・サピエンスと旧人 旧石器考古学からみた交替劇』六一書房
以上、宜しくお願いいたします。
飯田茂雄 (明治大学大学院) 101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
明治大学 TEL 03-3296-4437
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