2月16日 御用米曲輪発掘調査見学会開催 [中近世・城郭]
2月16日 御用米曲輪発掘調査見学会開催です。
大勢の方がお見えになる可能性もあるため、私の説明要員として参加します。
小田原市のHPを以下に転載します。
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/lifelong/property/shisekinoseibi/goyomaikuruwa-c.html
また、御用米曲輪の今後の調査整備に関しては、2月13日に史跡小田原城跡調査整備委員会が開催され、
来年度は近世の蔵跡の遺構を保全しながら、戦国期の遺構の展開を追跡する調査を行う方針になったようです。
中性と近世の複合遺跡、それも400年の歴史が重層的な埋もれている小田原城の凄さと難しさを示しているようです。
以下は毎日新聞の2月14日の記事です。
http://mainichi.jp/feature/news/20130214ddlk14040274000c.html
さらに、御用米曲輪については、KKベストセラーズ発行の「歴史人」でも1ページ掲載されています。
コンビニでも置いていますので、是非、ご覧ください。
調査担当の佐々木健策学芸員のいうように、東日本でも戦国期の庭園の発見された事例は少ないので
大変貴重だといえます。
いずれにしても、ご自身の目でご覧ください。
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御用米曲輪発掘調査の新発見!(2月16日(土)見学会開催)
戦国時代、小田原城の中心地か!?
天守閣側から見下ろした、御用米曲輪の発掘調査のようす
平成22年度から史跡整備に伴う発掘調査を行っている、史跡小田原城跡の御用米曲輪
(ごようまいくるわ)。
平成23年度には、石垣を伴う障子堀(しょうじぼり)が発見され、戦国時代の小田原城でも
石垣が使われていたことが話題になりました。
さらに、今年度の発掘調査でも新たな発見があり、戦国時代、この場所に重要な建物が
置かれていた可能性が高まっています。
2月16日に行われる現地見学会では、発見された礎石建物跡(そせきたてものあと)と
庭状遺構(にわじょういこう)を中心に、発掘調査現場を実際にご覧いただくことができます。
長い時間土中に埋まっていた遺跡は、露出している時間が長くなると崩れてしまうため、
今回の成果も見学会後には遺構保護のために埋め戻します。
御用米曲輪の発掘調査の現場見学会について
日時 平成25年2月16日(土)
午前10時~午後3時 ※小雨決行
(荒天中止の場合、2月23日(土)に開催)
担当者による説明
1回目 午前10時~
2回目 午後1時~
(各回1時間程度)
申込方法 事前申込不要
直接現地にお集まりいただき、城内弓道場前からお入りください。
※車での来場はできません(近隣の有料駐車場をお使いください)
参加費 無料
当日問い合わせ先 小田原市郷土文化館 電話0465-23-1377 (午前8時~)
明日おいでになる方は、足元がぐちゃぐちゃなことを覚悟してください。最悪の状態を予測しておきます。
by ジュンクワ (2013-02-15 22:51)