発掘された日本列島2013 その2 [中近世・城郭]
列島展は毎回地域展があり、今回は東京都埋蔵文化財センターによる
「発掘 江戸の華-発掘された江戸時代の出土優品展-」でした。
さすがに江戸です。すごい資料が出土していますね。
写真は汐留遺跡の仙台藩伊達家上屋敷の地下室から出土した染付大皿の一括です。
すごい迫力、宴会用の器ですが、これを接合した都センターの作業員さんには頭が下がります。
でも、次々と着くから楽しかったことでしょう!
千代田区飯田町遺跡の理兵衛焼(りえいやき)
高松藩の官用の窯で焼かれたもののようですが、
京焼風の陶器です。
千駄ヶ谷大谷戸遺跡の鍋島 色絵唐草文托(からくさもんたく)
茶道具のひとつ、碗を置く台のことらしいですが、鍋島焼きの開始期の貴重な資料です。
これ以外にもすばらしい資料が多く展示されています。
地域展の内容は東京都埋蔵文化財センター報93号「たまのよこやま」に詳しく載っています。
展示会場にありますので、ご覧ください。
7月25日までの会期となっていますので、お見逃しなく!
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