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第264回石器文化研究会の例会のお知らせ [旧石器]

久しぶりの石器文化研究会の例会のご案内です。最近は開店休業でした。

例会の後は新年会やります。

http://www.sekki.jp/katudou/yotei.html

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第264回例会

2015年1月31日(土)明治大学博物館教室
 15:00~ 発表者:平澤 悠氏(慶応大学大学院)
題目:「内陸アラスカにおける...
     細石刃石器群研究の動向と諸問題」

〈概要〉
アラスカにおいて細石刃石器群はその発見から現在まで、⼈類集団の新⼤陸移動シナリオの中で議論が成されてきた。地域研究としては、1930 年代から細石刃核を用いた細石刃製作技術研究を通じて、多くの石器文化の提唱が行われてきた。その中でも更新世末から完新世初頭の細石刃を伴わないネナナコンプレックス(ca. 13,500 – 12,800 calBP)と、後続する非削片系細石刃核を持つデナリコンプレックス(ca. 13,000 – 9,000 calBP)の関係性については未だ議論が続いている。2000 年代には、タナナ河支流のショー川流域において残丘上に立地するスワンポイント遺跡から、マンモス歯牙片や炉址を伴う細石刃石器群が出⼟した。複数試料の年代測定結果から、本文化層は14,000 calBP 以前に位置づけられ、ネナナコンプレックス以前の湧別技法細石刃核を伴う石器群の存在が明らかとなった。

参考文献 (代表的な文献を抜粋)
・加藤博文 (2011) 「旧石器考古学から見たベーリング海峡」 『旧石器考古学』75 巻 93-100 頁
・小谷凱宣 (1984) 「アラスカ・アリューシャン」 『日本の旧石器文化4:日本周辺の旧石器文化』285-‐‑‒336 ⾴頁 雄山閣 東京
・吉崎昌一・乳井洋一 (1980) 『消えた平原ベーリンジア:極北の人類史を探る』 NHK ブックス 367東京
・Holmes, C. E. (2011). The Beringian and Transitional Periods in Alaska: Technology of the East Beringian Tradition as Viewd from Swan Point, in Goebel, T. and Buvit, I., eds., From Yenisei to the Yukon: Interpreting Lithic Assemblage Variability in Late Pleistocene/Early Holocene Beringia, pp. 179-191, Texas A&M University Press: Collage Station.
・Gomez Coutoury, Y. A. (2012). Pressure Microblade Industries in Pleistocene-Holocene Interior Alaska: Current Data and Discussions, in Desrosiers, P. M ed., the Emergence of Pressure Flaking From Origin to Modern Experimentation, pp. 347-374, Springer: New York.
・West, F. H. (1996). American Beginnings: The Prehistory and Paleoecology of Beringia. University of Chicago Press: Chicago. 


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