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第7回縄文ゼミナール 池谷信之氏の講演 [考古学]

 尖石縄文考古館のイベントです。

池谷さんの話は、非常に面白いので、黒曜石に興味のある方は

是非、お出かけください。

それと『黒曜石考古学』も是非、お読みください。

http://jun3519.blog.so-net.ne.jp/2009-03-21

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「宮坂英弌記念尖石縄文文化賞」が制定10周年を迎えます。

これを記念し、これまで受賞された方々を講師に迎え「縄文時代史」を語っていただきます。

縄文時代のはじまりからおわり、日本列島を舞台に繰り広げられた縄文時代の人々のムラの生活と地域間の交流、あるいは海を越えた文化のつながりなど、さまざまな観点からみた縄文時代をご案内します。

http://www.city.chino.lg.jp/ctg/07050070/07050070.html 

 第7回縄文ゼミナール

日時:1月24日(日曜日)午後1時30分~午後3時
講師:池谷信之さん(第7回尖石縄文文化賞受賞者)
講演テーマ:「黒曜石がむすぶ海と山(仮)」
会場:尖石縄文考古館ガイダンスルーム(全講座共通)
各講座とも受講料無料、申込み不要です。
ただし配布資料がある場合は、資料代100円いただきます。
また、館内をご観覧される場合は、通常観覧料が必要になります。

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コメント 2

尖石賞受賞者

「非常に面白い」と言われるとプレッシャーがかかりますが、期待どおり箱根の坂道を駆け上がろうかと思います(私は明大ですが)。今回は釈迦堂遺跡の通時的な縄文土器産地の変化と黒曜石の流通に焦点を当てます。釈迦堂遺跡の集落の崩壊は曽利Ⅴ式ですが、その時期になると在地の土器はほとんんど無く、八ヶ岳方面からの搬入が大半を占めるようになります。さらに八ヶ岳方面の土器は静岡県東部にも流れ込みます。そして黒曜石の産地も神津島から諏訪星ヶ台産へと変化していきます。「陥穴」のようにその背後にあったものを捉えるところまでは辿りついていませんが、土器と集落、黒曜石の動きが相互に絡みあっているところままでは、お話ができると思います。ただ「仕込み」はこれから。仕事も研究もオーバーワークなのは「ジュンクワ」さんと同じですが、お互い坂の上の雲を仰ぎながら頑張りましょう。

by 尖石賞受賞者 (2010-01-13 23:26) 

ジュンクワ

黒曜石の産地、土器の産地から導き出される地域社会の成立と崩壊

こんなことが、議論できるようになるなんて20年前は、予想できませんでしたね。

もう、おそくなりました。
早寝しなければいけません。
by ジュンクワ (2010-01-15 01:11) 

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