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雪村周継筆「竜虎図屏風」の複製品の展示 [雑記]

小田原城天守閣では、雪村周継(せっそんしゅうけい)筆「竜虎図屏風」の複製品を、期間限定で展示しています。

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とても大きな作品です。期間がありませんが、是非、ご覧ください。

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小田原市HPより

http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/Leisure/Castle/sesson.html


 この「竜虎図屏風」複製品は、米国クリーブランド美術館の所蔵品を、財団法人京都文化協会とキャノン株式会社が共同で実施した「綴(つづり)プロジェクト(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)」事業のひとつとして複製製作したもので、その後、雪村ゆかりの早雲寺に寄贈されたものです。
 今回、各地での展示に先立ち、「いち早く地元において広く公開したい」との早雲寺住職千代田紹禎(じょうてい)様のご意向もあり、「小田原北條五代祭り」にあわせて小田原城天守閣で展示することとなりました。この機会に、ぜひご覧ください。

1 展示期間 平成22年5月3日(祝)~5月9日(日)

2 会 場  小田原城天守閣3階展示室内

3 概要
 「竜虎図屏風」複製品
 雪村周継(せっそんしゅうけい)筆
 時代:室町時代・16世紀
 材質:和紙に印刷
 員数:六曲一双屏風
 寸法:各隻 縦157.2×横339.0cm

※天守閣の入場には、入場料がかかります。 
 

雪村.jpg
 
 
↑雪村周継筆「竜虎図屏風」
 
 
 
 
 
【雪村周継について】
 永正元年(1504)頃~天正17年(1589)頃(生没年不詳)。絵師で僧侶。常陸国生まれ。50代半ば頃関東各地を放浪。天文頃(1550年代頃)に鎌倉や小田原を訪れ、小田原での活動中に本作品を描いた。早雲寺開山「以天宗清(いてんそうせい)像」(京都龍泉庵蔵)は雪村が描いたもので、天文19年(1550)の自讃がある。また、雪村筆の「破墨山水図」(個人蔵)には同寺2世の大室宗碩(だいしつそうせき)が着讃している。そもそも雪村は臨済宗夢窓派の禅僧で、早雲寺ともつながりがある。なおその後の活動の拠点は奥州であり、陸奥国三春で没したとされる。
関東水墨画の中でも極めて独自性の強い画風を確立し、また、この時期の画家としては残存作品が多い。後に尾形光琳は雪村の模写をいくつも試みている。雪舟とは師弟関係はなく、画風も全く異なる。
代表作 重文「風濤図」(野村美術館)、重文「花鳥図屏風」(大和文華館)、等。 
 
 
担当課名 経済部 観光課 城址公園担当
電話番号 0465-23-1373 

 
 


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