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長野県阿智村冶部坂遺跡の発掘調査のお知らせ [旧石器]

愛知学院大学の白石浩之教授らによって、冶部坂遺跡の発掘調査が行われています。現地説明会は本日12日に開催されたようですが、成果があがっていると良いですね。

 http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20100904/CK2010090402000116.html

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長野県阿智村冶部坂遺跡の発掘調査について 


冶部坂遺跡は1960年(大沢和夫、松島透、宮沢恒之の各氏等による調査)、1986年には冶部坂遺跡調査団(大沢和夫・宮沢恒之・今村善興の各氏等)によって発掘調査が行われ、後期旧石器時代の後半期のナイフ形石器・尖頭器・彫器・掻器・削器が多数出土したことが知られています。今回の発掘調査では主として、既存のトレンチやグリッドを確認し、記録を残してから遺物が出土したトレンチやグリッドの周辺を拡張して調査を実施する予定です。
以上の点から、今年度の調査は阿智村教育委員会のご協力により①過去の調査区を確認し、旧石器時代の遺物分布を理解すること。②複数文化層の有無を確認することなどを目的として実施されます。

1調査地  長野県下伊那郡阿智村浪合1192-1551

2期 間  平成22年9月8日(水)~19日(日)

3担 当  調査主体者 大野榮人(学長) 調査担当者 白石浩之(文学部歴史学科教授)

4調査宿舎 長野県飯田市山本5992-1 財団法人野外教育研究財団(理事長羽場睦美)
      http://www.oerf.org/index.html
      
5現地説明会 12日(日)午後13:30に現地にて予定しています(雨天順延)。
      状況により、必要があれば2回目の現地見学会等を開きます。       

6交通経路 遺跡への目印は冶部坂観光センターで、治部坂遺跡のすぐ真横に位置。
      http://www.jibuzaka.co.jp/ctr.html

 


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