「ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相」の第２回研究大会のお知らせです

ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相の第２回研究大会のお知らせです。

今回は神戸学院大学での開催となりますので、近畿地区の方のご参加ください。

特に旧石器関係の方、最近の学際研究におどろくのではないでしょうか？
なお、第３回の研究大会4月に東京で開催予定です。

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科学研究費補助金「新学術領域研究」2010‐2014

ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相：学習能力の進化に基づく実証的研究

URL：http://www.koutaigeki.org/
(研究大会のお知らせと要旨がPDFで掲載されています)

第2回研究大会
2011 年2 月19 日（土）‐20 日（日）
於：神戸学院大学

プログラム
2 月19 日（土）

10:00-10:15
開会の辞
赤澤 威

10:15-10:45
複製実験からみたルヴァロワ剥片製作の習熟
西秋良宏、長井 謙治
10:45-11:15
レヴァント地方における中期・後期旧石器インダストリーの消長パターン
門脇 誠二、近藤 康久
11:15-11:45
北ユーラシアの骨角器使用と人類の高緯度進出
加藤 博文、長沼 正樹
11:45-12:15
「交替劇」文献データベースの構築
森 洋久、丸川 雄三、中村 佳史、赤澤 威

12:15-13:45 休憩

13:45- 14:15
学習にかかわる狩猟採集社会の特性─自立・平等性・シェアリング
寺嶋 秀明
14:15-14:45
ナミビア北東部のサンにおける歌／踊り活動を通じた社会化
高田 明
14:45-15:15
Social learning among Congo Basin hunter--gatherers
Barry S. Hewlett
15:15- 15:45
Social learning among hunter--gatherer adolescents of the Congo Basin: A
preliminary study
Bonnie Hewlett

15:45- 16:00 休憩

16:00-16:30
Ways of knowing and ways of learning: A sketch of proposed research at
Yuendumu, central Australia
Yasmine Musharbash
16:30-17:00
形状情報に基づく化石頭蓋破片組み立てシステムの開発
荻原 直道、鈴木 宏正、道川 隆士、近藤 修、石田 肇
17:00-17:30 化石人類の脳・脳鋳型の形態学的研究について
近藤 修

17:30-17:50 総合討論

18:00- 20:00
懇親会（神戸学院大学 レストラン「ジョリポー」）

2 月20 日（日）
9:30-10:00 ネアンデルタール絶滅と気候要因
米田 穣
10:00-10:30
インターネットGIS を用いた考古・古環境情報の発信
小口 高、近藤 康久
10:30-11:00
古海洋学的アプローチから復元した最終氷期の気候変動
Obrochta, S、横山 祐典

11:00-11:15 休憩

11:15-11:45
酸素同位体ステージ３における北レバント地方のネアンデルタールの狩猟適応行動
Diab, M.、米田 穣
11:45-12:15
氷期間氷期サイクルの気候と植生と北半球氷床のモデリング
阿部 彩子、大石 龍太、Wing--Le Chan

12:15-13:30 休憩

13:30-14:00
異質環境下におけるヒトの分布拡大の反応拡散モデル
川崎 廣吉
14:00-14:30
ヒトの移動：ゲノム多様性からの解釈
木村 亮介
14:30-15:00
学習戦略進化および文化進化速度（続）
青木 健一

15:00-15:15 休憩

15:15-15:45
現代人脳機能地図の化石脳への写像法への第一歩
田邊 宏樹、河内山 隆紀
15:45-16:15
意図理解の神経基盤
定藤 規弘
16:15-16:45
三次元動作計測を用いた熟練者の石器製作工程の身体動作解析
三浦 直樹、長井 謙治、星野 孝総

16:45-17:45 総合討論
閉会の辞