東日本大震災関係の記事

東日本大震災関係で小田原に関する記事を二つ紹介します。 

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神奈川新聞

　相馬市、南相馬市、浪江町…。東日本大震災は、小田原生まれの農政家・二宮尊徳（金次郎、１７８７～１８５６）ゆかりの地でも大きな被害をもたらした。「尊徳が説いた報徳精神で復興を応援したい」。報徳博物館（小田原市南町）理事長の草山昭さん（67）は、被災地で撮られた１枚の写真に胸を打たれ、震災孤児を助けるための態勢づくりを呼び掛けている。http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105240010/

 毎日新聞

東日本大震災で被災した旧家などから文化財の散逸を防ごうと、多賀城市教育委員会は２４日、蔵の収蔵物などのレスキュー活動を始めた。多賀城市長が会長を務める全国史跡整備市町村協議会（全史協）の応援も得て、貴重な歴史・民俗資料を約１カ月かけて調査し保全を図る。

　レスキューは、旧伊達家重臣の「天童家」やその家臣のゆかりが多い八幡地区や、近世の街道として名高い「塩釜街道」沿いの山王・南宮・市川地区の民家の蔵など９１棟が対象。２５代当主が住む天童家の蔵も津波で浸水・損傷し、古文書や古美術品の被害が報告されている。

　調査は同市と、全史協のつながりで応援派遣を申し出た福岡県太宰府市▽三重県明和町▽神奈川県小田原市▽東京都国分寺市などの文化財の専門技師があたる。資料の応急処置のうえ、分析や台帳作成を進める方針。この日も早速、被害や所有者の意向を確認して回った。http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20110525ddlk04040100000c.html