旧石器研究 第7号刊行、六一書房で取扱い [旧石器]
旧石器研究 第7号刊行のお知らせです。
日本旧石器学会の会誌である 『旧石器研究』第7号は、考古学協会の総会において会員に配布、一般に販売されましたが、このたび、六一書房で取り扱いを始めました。
興味のある方は、是非、お求めください。
本号からは、首都大の出穂さんが、会誌委員会委員長として、全体の取りまとめを行ったようです。本誌は高いレベルの学術誌を維持するために査読制度を導入していますが、査読者の依頼・調整が苦労するところです。出穂さんはじめ、会誌委員会の皆様、お疲れ様でした。
六一書房HP
http://www.book61.co.jp/book.php/N05743/
書名 旧石器研究 第7号 発行 日本旧石器学会
出版年 2011/06 価格 4,200 円(税込)
A4版 147頁
内容・目次
稲田孝司 列島「最古級の石器」とその調査の問題点 長崎県入口・島根県砂原の調査と出土資料
佐野勝宏 彫器再考:彫刀面打撃の役害」に関する機能論的検討
岩瀬 彬 杉久保石器群の石器使用痕分析 長野県上ノ原遺跡(第2次・町道地点)の分析を通して
和田恵治 佐野恭平 白滝黒曜石の化学組成と微細組織 原産地推定のための地質・岩石資料
山田 哲 産地遺跡形成の経済学 フィールド・プロセシングモデルによる考察
長井謙治 「前・中期旧石器」時代の石器製作技術 所謂「鈍角剥離」の再検討から
中沢祐― 携帯性石刃石器の効用 バッチ利用モデルと石器消費の接点を探る
資料報告
国武貞克 森本 晋 加藤真二 ジャキン・コジヤフメトビッチ・タイマガンベトフ
カザフスタン南部の多層遺跡 チョーカン・バリハノフ遺跡の上部旧石器時代石器群
阿部 敬 日本旧石器学会第8回講演・研究発表・シンポジウム「旧石器時代研究の諸問題 列島最古の旧石器を探る」
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