SSブログ

天守台石垣の復旧 [小田原城址公園]

縮小版 Ⅱ-16 天守閣復興前の天守台.jpg

小田原城天守閣の再建しようとする動きは、終戦後まもなくに小田原市民の中が興った。昭和25年に市制施行10周年にあたり、市内の町内会の人々は「天守閣石一積運動」を展開した。24万円の寄附金が寄せられ、長い間崩壊したままになっていた天守台の石垣は、昭和257月から着手し、昭和2812月までの間の4年間、6次にわたって石積み工事が行われた。この天守台石垣復旧工事は、戦災復興として、失業者対策事業として取り組まれたようで ある。

天守台の石積み工事は、昭和28年に完成し、その後、昭和30年10月には、天守台の上には観覧車が設置された。

写真は昭和33年天守閣復興前のものである。

 


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。