天守閣復興その1 瓦一枚運動 [小田原城址公園]
天守閣復興瓦一枚運動の展開「小田原城天守閣復興促進会」は昭和32年5月から募金活動を開始し、昭和34年に小田原市が引き継いで「小田原城天守閣復興期成会」を設立し、募金活動を推し進めることになった。こうした募金で集められた金額は、市の内外かを問わず天守閣復興に賛同する様々な企業、団体、自治体、商店、そして個人から合計21,611,452円という多額の厚志が寄せられた。これと並行して進められたのが「天守閣復興瓦一枚寄付運動」で、昭和34年12月から、市役所商工観光課、城址公園本丸広場で受付が開始され、その後、小田原駅前団体広場、市内各支所、星崎記念館、市内の銀座通りなどにも窓口が開設された。平瓦・丸瓦が100円、唐草瓦、巴瓦が300円というもので、金額にして約240万円、瓦の枚数21,366枚が寄せられた。この内の73%にあたる約175万円は市内自治会によって集められたものであった。天守閣に使用した瓦は63,440枚であり、その瓦の約1/3に天守閣復興を望んだ人々の名前が今も記されている。
http://jun3519.blog.so-net.ne.jp/2013-10-26
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