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巨大黒曜石岩塊 明治大学黒耀石研究センターに移設 [旧石器]

4月1日付の明治大学広報で報告されましたが、明治大学黒耀石研究センターに移設されました。
小田原にあった巨石ですが、無事に移設が完了しました。

展示されている黒曜石としては、世界一の大きさではと思いますが、どうなんでしょうか?
この話がうまくいかなかった場合は、粉砕されて産業廃棄物になっていただけに本当にうれしく思います。
20tの巨石の移動は大変だったと思います。

私が聞いていた話では、鍛冶屋ではという話でしたが、白滝産とは驚きでした。
40年以上も昔にどうやって白滝から小田原まで運んできたのか、大変興味があります。


明治大学広報
http://www.meiji.ac.jp/koho/meidaikouhou/20090401/p08_01.html


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河野衆議院議長邸の巨大黒曜石岩塊
黒耀石研究センターに移設

衆議院議長・河野洋平氏の神奈川県小田原市の自宅敷地内にある重さ約20トンの黒曜石の巨大岩塊がこのたび、明治大学黒耀石研究センターに移設されることになり、3月2日、長野県長和町の同研究センターへの移設作業が行われた。

 今回の移設は、河野邸の敷地を通る道路予定地に巨大な黒曜石岩塊があるとの情報が明大博物館に寄せられたことがきっかけ。河野氏側からの要望もあり、博物館で対応を検討。その大きさ(高さ1・8メートル、幅3・1メートル、周囲8・9メートル)や学術資料としての貴重性、同研究センターでのモニュメントとしてもふさわしいことなどから、長和町と協議の上、移設することが決定した。

 関係者への聞き取り調査などによると、この黒曜石岩塊は、河野氏の父で農林大臣、建設大臣など歴任した一郎氏が日ソ平和条約交渉や北海道開発などに尽力したことから、1963年ごろ北海道財界有志から贈られたものだという。

 明大文化財研究施設の蛍光X線分析装置による化学分析(元素分析)の結果では、北海道遠軽町白滝(旧白滝村)の赤石山産であることも明らかになっている。

 杉原重夫博物館長(文学部教授)は「このような巨大な黒曜石岩塊が北海道から壊れずに運ばれたことは驚きである。学術的価値もあり、博物館資料として大切にしたい」と話している。
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コメント 2

きー

凄いものがあったのですね、そのようなものがあると知っていれば、以前、伺った時に見せてもらえるようにたのんでいたかも・・・
by きー (2009-04-16 10:41) 

jun3519

おー、きーさん、ご自宅に伺ったことがあるのですか?

それはすごいです。

今度はいつでも長野の長和町に行けば見ることができます。

by jun3519 (2009-04-17 00:38) 

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