箱根写真美術館・強羅公園を見学 [小田原・足柄]
午後は、まず、箱根写真美術館へ
写真家の遠藤桂氏が館長を務める美術館です。
館内の写真は遠慮しましたので、ないのですが、富士山の
すてきな写真が展示されていました。
場所は、公園下駅のとなりにあります。
続いて、強羅公園へ
つつじが見頃できれいでした。
担当の方の案内で、温室や茶室を見学しました。
砲丸のような実がなる木
キャノンボールツリー(砲丸木:ホウガンボク)とても珍しいそうです。
こちらはミッキーマウスの木
つづいて、茶室を見学
白雲洞茶苑
白雲洞茶苑は、箱根強羅の巨岩怪石の間に、深山のおもむきを保存して、見るからに山家の風情の濃い茶室群です。
ここは大正時代のはじめ、利休以来の茶人と称された鈍翁・益田孝(三井コンツェルンの設立者で男爵)によってはじめられ、特に白雲洞は、翁の創案になる田舎家の席として貴重な茶室とされています。
大正11年(1922)、この茶苑は三渓・原富太郎(横浜の富豪で美術品収集家として著名)に譲られ、この時三渓はあらたに対字斎を増築しました。
昭和15年(1940)、茶苑は再び原家より耳庵松永安左衛門(電力界の重鎮、松永コレクション創設者)に贈られ、こうして茶室は、明治・大正・昭和と3代を代表する3人の茶人の間に伝えられてきたものです。
ここは「大文字焼き」が正面に見える、絶景の場所です。
茶室に温泉風呂があった、珍しい茶室です。
3時には見学が終わり、その後、園内のカフェで、情報交換会を行いました。
各館長・学芸員により、大震災後の観客数の動向や夏の節電対策などが話し合われました。
箱根の博物館、美術館は5月の連休のお客さんは前年比1.2~2倍の入りだったようです。
特に、ガラスの森は500円の特別入館料金を全額義捐金に回したことが受けて、
2倍越えだったようです。無料の分、お客さんはレストランやお土産でお金を使ってくれた様子。
損して得とれですね。
途中、嵐のような雨になりましたが、5時近くに話し合いも終わり、解散となりました。
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