あしがら農の会 坊所のお茶畑 2012.5.12 [農的暮らし]
昨年は足柄茶にもセシウムが検出され、この地方の茶生産に大打撃を受けました。
http://mytown.asahi.com/areanews/kanagawa/TKY201105110537.html
あしがら農の会のお茶もダメになり、深刈りや茶畑の表層の土壌の持ち出しなどの
除染などを行い、この日を迎えました。
例年は2日間にわたり行われるのですが、今年は1回のみでした。
参加したのは、20グループ、40人ほどでしようか。当日の様子は笹村さんのブログにあります。
http://blog.goo.ne.jp/sasamuraailand/e/9035c0f8f389975a0b20c583ce276d38
全体で184キロの茶葉が摘まれたようです。
茶畑は久野川上流右岸の坊所にあります。
今年は茶摘が遅かったので5から6葉くらいまで育っていました。
それにしてもお茶の新緑はとてもきれいです。
今年は妻が子供の学校の関係で参加できず、私も予定があり
参加できないとも思いましたが、予定を変更して、母と参加することにしました。
毎年茶摘をして、結局のところ、ガサガサ袋を置いて摘むのが
楽なので最近はこのように摘んでいます。
コンテナに軽く一杯、この量が2キロです。
例年は妻と二人で6キロ摘むのに2-3時間かかるのですが、
今年は葉の育ちが良かったので1時間30分かからずに摘むことができました。
コンテナが1.5キロなので、3.5キロのメモリで2キロになります。
これを3箱分、6キロの茶葉を摘んで、これを製茶すると1.2キロのお茶になります。
製茶代や管理費(肥料代など)で6キロ3000円の参加費です。
手摘みお茶は、100グラム、2千円以上はするものです。
有機無農薬栽培の価値は値段でははかれませんが、それ以上の価値があります。
昨年は原発事故によって、ここのお茶が飲めなかったので、本当に残念で悔しい
思いをしたのですが、今年は無理して参加してよかったです。
もうすぐ、製茶したお茶が手に入ります。
茶摘の後は、刈り込みや施肥、草刈などの作業を何回か行います。
なかなか参加できないのですが、少しでも作業に参加したいと思います。
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