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みんなでお城をつくる会 トークセッション [小田原城址公園]

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517日 1530分から小田原市民会館6階 第7会議室でNPOみんなでお城をつくる会総会・トークセッションがありました。参加者は、NPOのメンバー以外に小田原市文化部長以下数名が顔をそろえていました。 総会は26年度報告及び27年度事業計画等で時間がかかり、予定よりも30分ほど超過し、続いて行われたトークセッションは、1630分過ぎから開始となりました。登壇者 司会 岩越松男(NPOみんなでお城をつくる会理事)、鈴木博晶(NPOみんなでお城をつくる会理事長)、高橋政則(NPO伝統木構造の会理事)、小笠原徳明(OGA建築スタジオ)、大島慎一(文化財課長)、諏訪間順(観光課城址公園担当課長)  

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登壇者の紹介に続いて、諏訪間により、「天守閣の耐震改修と摩利支天の空間再現」のテーマで20分ほど発表し、続いて、小笠原氏より「小田原城天守模型の調査報告に参加して」のテーマで25分ほど発表がありました。

 続いて、トークセッション「天守閣木造化の可能性を考える」が行われました。

東工大で藤岡研究室のいた高橋氏は、藤岡先生が、昭和30年代に木造ではなくRCでの天守復興された背景などをお話されました。

 

大島課長は、史跡小田原城跡の調査・整備と天守閣再建の関係について話がありました。

 

諏訪間は、摩利支天空間再現はどのような意味があるのかという問いに対して、小田原城天守に本来あった摩利支天の祀られていた空間を木造で再現することを、山主から材木供給、大工などの職人など関連する小田原の皆さんの協力で進めることを目指しており、小田原の森林や技術を守り伝えることにも繋がるものと考えていると発言しました。

 

鈴木理事長からは、天守木造化は課題も多いので一つずつクリアするための工夫と知恵を絞って、進めることがNPOの使命である。市民にももっと広く裾野を広げる活動が必要であり、市民や議会の皆さんの理解も得ながら進めたいと発言があのました。

 

また、会場から発言として、鈴木悌介商工会議所会頭から、小田原の観光としても天守木造化は大事な仕事と考える。これからは会議所としても天守木木造化の運動に加わっていきたい旨発言がありました。

 

最後に諸星文化部長の発言を求められ、市としてはNPOからの要請もあり、この問題についての庁内組織を立上げ課題整理などを進めつつ、途中経過を情報共有していきたいとの発言がありました。

 

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