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2015年度石器文化研究会総会の記念講演のお知らせ [旧石器]

2015年度石器文化研究会総会の記念講演のお知らせ 

日時:66日(土)15301645 

会場:明治大学博物館(明治大学駿河台校舎アカデミーコモンB1階) 

講演タイトル「後期旧石器時代における石器経済活動の空間配置」伊藤 健(東京都埋蔵文化財センター) 

14:00からの総会に続いて、石器文化研究会代表世話人の一人でもある伊藤 健さんによる

記念講演会が開催されます。伊藤さんは、東京都埋蔵文化財センターに勤務されながら、

東海大学でも長く旧石器時代の講義を行っております。

現在は、日本旧石器学会総務委員長の重責も担っていられます。

http://www.sekki.jp/

会員以外の方の聴講も可能です。若干の参加費は必要ですが、 

興味のあの方は15時30分までに会場においでください。
 

以下は、伊藤さんの講演内容についての紹介です。

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 2005年度に國學院大學に提出しました博士論文につきましては、今まで発表することがありませんでした。この度は、その成果の一端をご紹介します。 南関東地方の後期旧石器時代石器群についてはすでに多くの研究成果があり、その特徴は明らかにされています。しかし、その明らかにされた特徴は、後期旧石器時代という枠組みの中での何を示しているのか明示的ではないことがままあります。 博士論文は10年前のもので、さらにそれは元々1990年から2000年代にかけて執筆した論文をベースにしていますので、対象資料自体は少々古いものです。しかし、南関東地方ではすでに充分な資料の蓄積があり、その後現在まであまり研究が進んでいないのも実態であり、「古く」はなっていないのもまた事実です。

 今回は「石器経済活動」「空間配置」などの分析概念を用いて、南関東地方の特徴から、何をどこまでどのようにして明らかにできるのかを考える場にできればと考えています。

 参考文献 ナイフ形石器文化の画期と変容 19901220日 物質文化54ナイフ形石器の変異と変遷 1991331日 東京都埋蔵文化財センター研究論集Ⅹ 中部ナイフ形石器文化の確立 1996525日 古代101Ⅵ層段階の石器群 1998524日 石器に学ぶ創刊号後期旧石器時代遺跡研究のための低位モデル 1999520日 東京考古17石器組成とブロックの規模からみた「砂川」 2000630日 石器文化研究9 三瓶裕司氏と共同執筆「砂川」研究における成果と課題 2001515日 石器
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