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天守閣耐震改修工事の見学会 [中近世・城郭]



3月6日(日)は、天守閣耐震改修工事の見学会でした。

まずは、朝9時からマスコミ関係の説明会です。
記者クラブの各社とタウン誌、ケーブルテレビなど10社ほどの記者に対して
説明をしました。
記者さんには、天守閣の耐震改修工事や展示改修の内容を詳しく説明しました。

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記者さんに展示がどのように変わるかを説明


今回の改修の目玉でもある、最上階の摩利支天空間再現については説明した後、

芹澤棟梁にも摩利支天のこの事業を小田原の木にかかわる多くの人経緯とそして、
10時からは農政課とコラボして、親子木育イベントとして、事前応募の約20組が
参加されました。それにプラスして林野庁のご一行も合流し、木育の取材に残った
記者さんを含めると70名を超える人数でした。


銅門の矢倉内部で森林の育成などのビデオや職員の説明を聞いてから、天守閣へ向かいます。
工事中ですので、ヘルメット着用し、靴はビニールカバーをはいて入場します。
改修の説明は簡単にして、最上階の摩利支天空間再現の現場へ行きます。

摩利支天やこの空間再現がどのように進められているかを簡単に説明し、
芹澤棟梁の話と大工さんによる鉋削りの実演と希望者には体験をしてもらいました。

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鉋削りの実演


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参加親子と大工さんとの集合写真

そして、午後は一般の見学会でした。
広報で周知し往復はがきでの申し込みという手間を惜しまずに応募された方は
130名を越えました。
50名定員でしたが、皆さんのこの機会に是非観たいというお気持ちを考え、
14時と15時の2回に分けて応募者全員に見学してもらうことにしました。

70名近くの見学者に改修工事に説明をしながら最上階の摩利支天空間へ、
そこでのこの事業の説明をした後、芹澤棟梁に解説とこの仕事にかける想いを
語ってもらいました。その熱い話がとても感動的だったと参加者も喜ばれていました。

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工事中の現場をお見せするのはなかなか準備が大変です。
関係者のご配慮での資材や道具が片付けられ、清掃もしてくれたので、
快適に見学ができたものと思います。

工事関係者の皆様には、ご理解とご協力をいただき、感謝申し上げます。

雨の予報も覆し、事故もなく無事に見学会ができ、参加した人も口々に
良かったと言ってくれていたようで、本当に良かったと思います。

早速、本日の毎日と朝日に記事が掲載されました。
ネットでは毎日を見ることができます。
http://mainichi.jp/articles/20160307/ddl/k14/040/123000c


 




 


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