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公開セミナー「考えよう!旧石器人のライフスタイル」 [旧石器]

東京・神奈川・埼玉埋蔵文化財関係財団普及連携事業として開催する公開セミナーです。

http://kaf.or.jp/2013koukaisemina/

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●旧石器時代の人々の生活について、石器からわかるいろいろな事が報告されます。

 ・日時 平成25年 2月11日 (月・祝) 開場:9:30/開演:10:00~

 ・会場 杜のホールはしもと ホール ミウィ橋本7階
  相模原市緑区橋本3-28-1

 ・アクセス JR横浜線橋本駅・京王相模原線橋本駅 北口すぐ

 ※事前申し込みは必要ありません
 

問い合わせ先 かながわ考古学財団野庭出土品整理室
電話045-842-9888(平日8:30~17:00) Eメールnoba@kaf.or.jp
 
◆10:00~ 開会/挨拶


 ・第1部 遺跡・遺物の動きからせまる旧石器時代の生活
 10:10~ 基調報告1「人の動き・モノの動き 旧石器時代入門」
 栗原伸好(公益財団法人かながわ考古学財団)
 10:40~ 基調報告2「遺跡の分布からせまる」
 西井幸雄(公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団)
 11:10~ 基調報告3「石器の石材からせまる」
 畠中俊明(公益財団法人かながわ考古学財団)
 11:40~12:55 休憩/ポスターセッション・資料見学
 12:55~13:55
 
◆特別講演 演題「日本旧石器時代の社会と集団 環境・生業・遊動」
 長崎潤一氏(早稲田大学文学学術院教授)
 

13:55~14:05 休憩
 

「考えよう!旧石器人のライフスタイル
 ~人とモノの移動から探る旧石器時代の生活~」
 公開セミナー
 ・第2部 比較検討!旧石器人の生活
 14:05~ 基調報告4「3万年前の生活」
 伊藤 健 (公益財団法人東京都スポーツ文化事業団
 東京都埋蔵文化財センター)
 14:35~ 基調報告5「2万年前の生活」
 中川真人(相模原市教育委員会)
 15:05~15:20 休憩/ポスターセッション・資料見学
 
第3部 ミニミニ討論会
 15:20~ 「考えよう!旧石器人のライフスタイル
 ~人とモノの移動から探る旧石器時代の生活~」
 16:05~ 総括 16:25 閉会
 
◆詳細はこちら http://kaf.or.jp/2013koukaisemina/


御用米曲輪庭園跡発見 神奈川新聞の記事 [旧石器]

小田原城の曲輪から庭園跡発見 北条氏主殿の可能性高まる、整備計画の大幅見直しも/小田原

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000018-kana-l14

カナロコ 1月9日(水)11時15分配信

小田原城の曲輪から庭園跡発見 北条氏主殿の可能性高まる、整備計画の大幅見直しも/小田原
拡大写真
御用米曲輪跡で見つかった庭園の水路跡=小田原城址公園

 小田原市は8日、江戸時代の遺構とされてきた小田原城址(じょうし)公園(同市城内)の「御用米曲輪(ごようまいくるわ)」跡から、戦国・北条時代の庭園遺構が見つかったと発表した。同曲輪跡では昨夏、同時代の主殿級建物跡の一部が出土している。一連の発見で「市内でも先例のない近世、中世の複合遺跡」(市文化財課)に格上げされ、市は整備計画を大幅に見直すことになりそうだ。

 同課によると、庭園遺構は曲輪の南側、天守閣側の斜面を背景に配置されていたとみられる。発掘調査で石組みの水路や池、箱根産などさまざまな種類の庭石が出土。周辺に敷いたとされる多数の玉石もあった。

 一方、曲輪内の北側に数十メートル離れた場所では昨年8月、礎石建物跡が発見され、関係者を驚かせた。

 その後の調査で少なくとも3回建て直された跡が確認され、利用頻度が高い施設だったことが判明。近くで祭祀(さいし)用に使った土器「かわらけ」も千点以上が出土した。

 ただ、現状の建物跡は細長く規模が小さいため、礎石は付帯施設のもの。今回の発見により、この建物に広い庭園が設けられていたことが推察され、3代・北条氏康以降の城主が儀式などに使っていた重要な場所である可能性が高まった。本体の主殿は庭園との中間地点にあったとみて調査範囲を広げる方針。

 この曲輪はこれまで江戸時代の米蔵跡とされ、2010年度から史跡整備に向けた発掘調査が行われている。

 同課は「城の中心を確定する大きな発見が相次いでいる。地層的に積み重なる異なった遺構をどう残し、整備するのか、難しい問題。国指定史跡であり、文化庁の指導を受けながら全容解明のための調査をまずは尽くしたい」と話している。

 市は2月16日、現地で市民見学会を開催、遺構を公開する予定。


交替劇プロジェクト第6回研究大会のお知らせ [旧石器]

交替劇プロジェクト第6回研究大会のお知らせです。

http://www.koutaigeki.org/meeting/index.html

ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相 第6回研究大会のお知らせ

会期:2 0 1 3 1 1 2 日(土)-1 4 日(月)

会場:東京大学理学部2 号館講堂

プログラム

1 1 2 日(土)

受付開始10:15~ 特別講演10:4512:00

酒井 邦嘉(東京大学・総合文化研究科)「人間の言語の特異性とは」

招待研究報告13:0017:00(予定)

13:00-13:30

高橋 伸幸(北海道大学)

13:30-14:00

水野 敬(理化学研究所)「学習意欲と抗疲労に関する神経基盤研究」

14:00-14:30

川道 拓東(生理学研究所)「社会学習を支える社会能力の神経基盤」

14:30-15:00

小林 靖(防衛医科大学校)

(休憩)

15:30-16:00

嶋田 誠(藤田保健衛生大学)

16:00-16:30

日暮 泰男(大阪大学)「投槍器を用いた槍投げにおける上肢の動き—生体力学的知見から過去の人類における投槍器の習得について考える—」

16:30-17:00

高倉 淳(北海道大学)「北海道白滝遺跡群の石器接合資料における技量差の判定と学習行動」

17:30-(予定)懇親会(工学部2号館松本楼)

113日(日)

シンポジウム1「成長と学習スケジュール」

09:30-10:00

青木 健一(東京大学)「何故、学習スケジュールに注目するのか」

10:00-10:30

山内 太郎(北海道大学)「サピエンス、ネアンデルタールのライフステージと栄養生態」

10:30-11:00

西秋 良宏(東京大学)「パプアニューギニア狩猟採集民にみる弓矢製作の学習スケジュール」

11:00-11:30

若野 友一郎(明治大学)「最適生活史戦略としての個体学習と社会学習の使い分け」

11:30-12:00

総合討論:青木 健一(東京大学)

シンポジウム2「社会ネットワーク・交流」

13:00-13:25

寺嶋 秀明(神戸学院大学)「狩猟採集社会と移動の意味」

13:25-13:50

青木 健一(東京大学)「発達に伴う知己範囲拡大と文化進化加速の可能性」

13:50-14:15

佐野 勝宏(東北大学)「石材利用から見た旧人・新人のネットワークの違い」

14:15-14:40

高田 明(京都大学)「狩猟採集社会における知識の伝達と生成」

14:40-15:05

堀内 史郎(芝浦工業大学)「資源分布と交流の起源」

15:05-15:30

総合討論:寺嶋 秀明(神戸学院大学)

シンポジウム3「ホモ・サピエンスの進化と拡散:アフリカを中心に」

15:45-16:15

近藤 修(東京大学)「人類化石証拠を概観する」

16:15-16:45

Obrochta Stephen(東京大学)「最終間氷期から完新世にかけてのアフリカにおける気候変動」

16:45-17:15

門脇 誠司(名古屋大学)「アフリカにおける初期ホモ・サピエンスの文化多様性と「交替劇」への新たな展望」

17:15-17:45

木村 亮介(琉球大学)「ホモ・サピエンスの成り立ち―遺伝学からの考察」

17:45-18:15

総合討論:近藤 修(東京大学)

114

シンポジウム4「交替劇への認知考古学的アプローチ」

09:30-10:00 松本 直子(岡山大学)「交替劇研究への認知考古学の貢献と論点」

10:00-10:25 田邊 宏樹(名古屋大学)「知能のモジュール性と認知的流動性を脳機能イメージングから考える」

10:25-10:50 川畑 秀明(慶応大学)「神経美学からみた芸術の起源」

10:50-11:15 中園 聡(鹿児島国際大学)「『交替劇』後のホモ・サピエンスと土器」

11:15-12:00

総合討論:西秋 良宏(東京大学)

シンポジウム5「北極圏への進出をめぐって」

13:00-13:30

米田 穣(東京大学)「北極圏進出年代に関する議論」

13:30-14:00

加藤 博文(北海道大学)「OIS3 段階における北極圏への人類の進出」

14:00-14:30

山口 今日子・木村 亮介(琉球大学)「北方への進出と遺伝的適応」

14:30-15:00

大村 敬一(大阪大学)「『戦略』と『戦術』:極北圏への適応に必要な認知技能」

15:00-15:30

総合討論:米田 穣(東京大学)


信州黒曜石フォーラム2012 [旧石器]

信州黒曜石フォーラム2012は12月2日に諏訪市博物館で開催されました。

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博物館には、藤森栄一先生の関連資料も展示されています。

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13時からフォーラム開催、小野昭先生の開催あいさつ

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司会・進行は黒耀石研究センターの橋詰さん

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北海道大学の高倉さん

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黒耀石体験ミュージアムの村田さん

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黒耀石研究センターの岩瀬さん

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黒耀石体験ミュージアム 大竹幸恵さん

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最後は討論

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討論の司会は明治大学博物館の島田さん

討論では、大竹憲昭さんや私もコメントさせていただきました。


信州黒曜石フォーラム2012のお知らせ12/2 [旧石器]

12月2日開催です。参加予定です。 

信州黒曜石フォーラム2012
—黒曜石研究は考古学に何をもたらすのか—

http://www.meiji.ac.jp/cols/info/2012/6t5h7p00000dyrfu.html

 日 程:2012年12月2日(日) 13:00~
 会 場:諏訪市博物館 諏訪市中洲171-2(諏訪大社上社本宮そば) 電話0266-52-7080
 参加費:1,000円(資料代込み)
 申込み:フォーラムへの参加には,申し込みは不要です。当日,直接会場までお越しください。

 問合せ:信州黒曜石フォーラム実行委員会事務局
 〒386-0601小県郡長和町大門3670-8 明治大学黒耀石研究センター内
TEL0268-41-8815

 プログラム

 司 会:橋詰 潤(実行委員会事務局,明治大学黒耀石研究センター)
 13:00 開 会
  13:10-13:40 「理化学的分析対象としての黒曜石」 隅田祥光(明治大学黒耀石研究センター)
  13:40-14:10 「黒曜石製石器における剥離技術研究」 高倉 純(北海道大学埋蔵文化財調査室)
 14:10-14:40 「黒曜石の表面観察から石器の一生を探る」 岩瀬 彬(日本学術振興会特別研究員、明治大学黒耀石研究センター)
  14:40-15:10 「機能研究における黒耀石の特性」 村田弘之(長和町教育委員会)
  15:10-15:40 「教育教材としての黒耀石とその意義」 大竹幸恵(長和町教育委員会)
  15:40-15:50 ≪休憩≫
 15:50-17:00 討論 ≪司会:島田和高(明治大学博物館)≫
 閉 会

 ※以前お知らせしたプログラムと開始時間、発表者などに変更がありますので
 ご注意ください。


ネアンデルタールと新人サピエンスの交代劇 講演会 [旧石器]

ネアンデルタールと新人サピエンスの交代劇講演会に行ってきました。

http://jun3519.blog.so-net.ne.jp/2012-11-16-2

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会場の学術総合センターのビル

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会場は500人定員がほぼ満席でした。

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高知工科大学 赤澤威先生のあいさつ

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総合司会は東京大学 西秋良宏教授

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Ofer Bar-Yosef (オファー・バール=ヨセフ)
米国・ハーバード教授
「ネアンデルタール人の誕生、拡散、ホモ・サピエンスとの競合、そして終焉」

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会場の様子

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同時通訳の機器 これはすぐれものでした。

同時通訳の方も専門的な話をしっかりとフォローしていました。

特に質疑の部分は大変だったことでしょう。

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Steven J. Mithen (スティーヴン J. ミズン)
英国・レディング大学教授
「ネアンデルタール人の認知能力はホモ・サピエンスと同じだったか」

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Christoph P.E. Zollikofer (クリストフ P.E. ツオリコファー)
Marcia S. Ponce de Leon (マルシア S. ポンセ=デ=レオン)
スイス・チューリッヒ大学教授
「ネアンデルタール人の脳を復元する」

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各人類の脳の大きさを大好きな日本酒のサイズで示されました。

わかりやすい!

 


第26回 東北日本の旧石器文化を語る会宮城大会のお知らせ [旧石器]

仙台だと近いから何とか参加できるように調整します。https://sites.google.com/site/akitakoukogaku/jyouhou/dongbeidefangxuehuiqingbaodi26huidongbeiribennojiushiqiwenhuawoyuruhui

第26回 東北日本の旧石器文化を語る会宮城大会開催要項(案)

1 日時 2012年12月22日(土)・23日(日)

2 会場 東北大学片平さくらホール
3 主催 東北日本の旧石器文化を語る会
4 共催 東北大学総合学術博物館、東北大学大学院文学研究科
5 日程
【1日目】12月22日(土)
開会 13:00
講演 13:10~14:10「韓国の後期旧石器時代(仮)」
李起吉 朝鮮大学校教授(東北大学総合学術博物館客員教授)
通訳 洪惠媛(東北大学大学院博士前期課程)
ミニシンポジウム「動作連鎖と技術組織の理論と実践」
報告
14:20~14:45 阿子島 香(東北大学)「技術組織論・動作連鎖論の人類学的背景と考古学的適用」
14:45~15:10 會田容弘(郡山女子大学短期大学部)「福島県笹山原No.16遺跡における石器製作技術」
15:10~15:35 澤田 敦(新潟県教育庁)「新潟県吉ヶ沢遺跡における石刃の接合資料」
15:45~16:10 鹿又喜隆(東北大学)「石器作りの「上手・下手」の客観的評価-新潟県荒屋遺跡出土の彫刻刀形石器における使用と刃部再生の技術組織―」   
16:10~16:35 大場正善((財)山形県埋蔵文化財センター)「山形県高瀬山遺跡における石刃技法」
討論・質疑応答 16:35~17:00
資料検討会 17:00~17:30
懇親会 18:30~20:30 さくらキッチン(東北大学片平キャンパス食堂)                         
【2日目】12月23日(日)
開会 9:00
話題提供「東北日本における旧石器時代遺跡の調査」(予定)
9:10~9:30 「北海道峠下遺跡」
9:30~9:50 「青森県尻労安部洞窟遺跡」
9:50~10:10 「山形県高倉山遺跡第3次調査」
10:20~10:40 「福島県笹山原No.16遺跡」
10:40~11:00 「福島県赤柴遺跡」
11:00~11:20 「新潟県真人原遺跡D地点第3次調査」
資料検討会 11:30~12:30


交替劇プロジェクト講演会第1回『ネアンデルタール人と新人サピエンスの交替劇』のお知らせ [旧石器]

なかなか聞けない話を聞くことができます。それも参加料は無料です。

認知考古学のスティーヴン J. ミズンにも会えますよ!

http://www.koutaigeki.org/11.18.html

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交替劇プロジェクト講演会
第1回『ネアンデルタール人と新人サピエンスの交替劇』
一般公開
入場無料
同時通訳
2012.11.18(日)13:00-17:00
場所 学術総合センター
東京都千代田区一ツ橋2-1-2:03-4212-2000(代表)

プログラム
開催趣旨

新人サピエンスの誕生と旧人ネアンデルタール、彼らの間で演じられた交替劇

700万年前、アフリカでチンパンジーの祖先と別れて独自の歩みを始めたヒトは、猿人、原人、旧人と姿を変えながら生き抜いた後、20万年前に我々の祖先である新人サピエンスへと進化した。その新人の出アフリカによって、人類世界は大きなターニングポイントを迎えたのである。10万年前である。

新人に先んじてユーラシア大陸に進出し、自らの世界を拓き繁栄を謳歌していたネアンデルタール人など各地の旧人は、入植してきた新人に吸い込まれるように消えて行く。さらに新人は、旧人が越えられなかった酷寒の地や海洋世界への壁を突破し、人類世界を飛躍的に拡大していった。この劇的な変化はいったい何が原因で起こったのか。

旧人と新人の間で演じられたこの交替劇は、環境が大きく変貌する最終氷期に起こった。寒冷化する氷期環境下で食料問題などをどう解決したのか。それに成功した社会(新人)と失敗した社会(旧人)として捉え、考古学的証拠で裏付けようとする研究がいま、世界で盛んである。

交替劇プロジェクト

世界の研究動向に呼応するように、その真相を一気に解き明かそうとする研究が日本で進んでいる。交替劇は旧人と新人の学習能力の違いに起因するのではないか。日本発の、この新しい発想にたつ考えを「学習仮説」と名づけ、その検証作業を考古学、文化人類学、数理生物学、環境科学、生体力学、神経科学の専門家が共同で行う壮大な研究――新学術領域研究「交替劇プロジェクト2010-2014」が立ち上げられている。

ちょうど折り返しを迎えた交替劇プロジェクトでは、これまでの成果を世界に向けて広く発信し評価を仰ぐことをめざして国際会議を開催することにした。初日11月18日(日)には、交替劇研究をリードしてきた四人の世界的権威が登壇する公開講演会を開催し、翌19日(月)から24日(土)には、プロジェクトメンバーと招へい海外研究者が発表する最新研究にもとづくシンポジウムとポスター発表会を開催する。


復元されたネアンデルタールの子どもの脳(左)と同年齢の現代の子どもの脳
その違いは何を語るか
講演者クリストフ P.E. ツオリコファー教授の著名な復元研究
参加申し込みについて

事前申し込みは不要です。
先着500名まで無料です。
直接会場にお出でください。


お問い合わせ
電話: 03-5440-9039
tsutsumida.harue@kochi-tech.ac.jp


岩宿遺跡 [旧石器]

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岩宿遺跡の発見者、相沢忠洋像

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岩宿遺跡は周囲の丘陵が雑木林になっており、クヌギやコナラも多く見られます。

夏はカブトムシが採れることでしょう。(夏に訪れたことはありませんが)

クヌギの実を拾おうと少し散策しましたが、ほとんど拾えませんでした。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E5%AE%BF%E9%81%BA%E8%B7%A1

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岩宿ドームの入り口 1990年に整備されたものです。

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中には関東ローム層の断面と映像シアターがあります。

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AT層の年代は2.1-2.2万年、1990年当時はこれが定説でしたが、

現在は2.9-3.0万年とするのが一般的になりつつあります。

展示の変更はなかなか予算が取りにくいですが、改定してもらいたいものです。


武井遺跡 [旧石器]

群馬県桐生市武井遺跡は尖頭器が多く出土した遺跡として有名です。

現在は遺跡公園になっています。

http://www.manabi.pref.gunma.jp/rekisi/kyusekki/24.htm

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残念ながら説明板は文字が消えて読めません。

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公園内は良く刈り込みされて、管理されていますが

肝心の説明板のツツジは刈り込むか、無いほうが良いでしょう。

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広い野原のような遺跡公園です。

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なぜか旧石器人の足跡が・・・・・。

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礫群も表示されています。

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この場所に立つと周囲の川と遺跡の関係など、

当時の立地環境がよく理解できます。

来年は武井遺跡発掘60周年とのこと、岩宿フォーラムでも

これを記念してシンポジウムを開催する予定らしいです。

 


権現山遺跡 [旧石器]

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岩宿フォーラムに参加のおり、伊勢崎市にある権現山遺跡を訪問しました。

権現山と呼ばれる小山には古墳群があるらしいですが、児童公園になっているらしい場所に

「旧石器発見出土の地域」とのに標柱がありました。

http://www.city.isesaki.lg.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=1D594F972AA2BB40DFC25047E8D29D72?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=7999

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岩宿フォーラム2012 開催のご案内 [旧石器]

本日11月3日・4日は岩宿フォーラムです。

私は車で出かけるので、渋滞になる前に出発したいです。

岩宿でお会いしましょう!

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11月の最初の土日は岩宿で会いましょう!

岩宿文化博物館の小菅館長からご連絡をいただきました。

今年も岩宿フォーラムが開催されます。

今回のトピックスは、下の特記事項にある

山形県「湯の花遺跡出土資料の分析結果で、6点のうち3点が

北海道白滝産であることが判明しました。」 

とのこと、すでに削片系細石刃石核の打面に北海道の白滝型に顕著な擦痕が認められていたので、関係を噂されていたらしいのですが、今回白滝産とされた資料は剥片らしいです。そのあたりの詳しい報告もあるとこのと、大変楽しみなフォーラムになりそうです。

湯の花遺跡について、ネットで検索したところ、有名な駿台史学の細石器特集号の矢島國雄さんの1979の論文がヒットしたので、ここに張っておきます。

https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/bitstream/10291/8645/1/sundaishigaku_47_51.pdf

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岩宿フォーラム2012 開催のご案内

平成24年11月3日(土)・4日(日)

 岩宿フォーラムは、日本の旧石器時代研究の出発点である『岩宿』で毎年開催される、岩宿時代を取り上げた学術的な行事です。子どもたちを含めた一般の方々、研究者を交えて誰もが集い、語らうことにより、この地から、岩宿時代研究の情報を発信することを目的として開かれます。
 そのうちのシンポジウムは、北関東地方の細石刃石器群、特に北周りの細石刃文化を中心に研究討論します。博物館の企画展示を参考として、岩宿時代について語り合いましょう。

1.開催について
 ①第21回岩宿文化賞授賞式 学生部門賞
  主催:みどり市
  日時:平成24年11月3日(土) 午前10時から正午
  会場:みどり市笠懸公民館1階交流ホール
 ②岩宿博物館開館20周年記念シンポジウム 『北関東地方の細石刃文化』
  主催:みどり市教育委員会・岩宿フォーラム実行委員会
  主管:岩宿博物館
  日時:平成24年11月3日(土) 午後1時30分から午後5時
      平成24年11月4日(日) 午前9時から午後3時
  会場:みどり市笠懸公民館1階交流ホール

2.概要
 11月3日(土)午前10時から午後5時
 第1部 岩宿文化賞授賞式(午前10時から正午)  【会場:みどり市笠懸公民館】
 第2部 シンポジウム(午後1時30分から午後5時)【会場:みどり市笠懸公民館】
  基調講演 「北方系細石刃石器群の研究」  講師: 橋本勝雄氏(千葉県教育振興財団)
  基調報告① 北関東地方の細石刃文化
   北関東細石器研究グループの活動     阿久澤 智和(実行委員)
   桝形系細石刃文化の石器群         萩谷 千明(実行委員)
  資料特別見学会『人が動く、時代も動く』 (岩宿博物館 企画展示室)
* 研究者を中心とした見学会、入口にて受付

 11月4日(日)午前9時から午後3時
     荒屋系細石刃文化の石器群      軽部 達也(実行委員)
  基調報告② 細石刃文化期の自然環境
   石材について(硬質頁岩)                 秦 昭繁氏
  (山形県立うきたむ風土記の丘考古資料館)
    山形県湯の花遺跡・群馬県稲荷山Ⅴ遺跡出土黒耀石資料の産地分析
                         建石 徹 (実行委員)
   自然環境と植生            佐々木由香氏(株式会社パレオ・ラボ)
  基調報告③ 周辺地域の様相 
   東北地方                川口 潤氏(青森県埋蔵文化財調査センター)
   北陸地方北部             吉井 雅勇氏(村上市教育委員会)
   関東地方南部                永塚 俊司氏(千葉県教育委員会)
  基調報告④ 東日本の細石器文化
   技法・技術構造、その運用                山科 哲氏(尖石縄文考古館)
   東日本の細石刃文化             須藤 隆司(実行委員)
  パネルディスカッション
    パネリストは基調報告者を予定。会場の皆様にも討論にご参加いただく予定です。

3.参加費・予稿集代金
  参加費:無料 予稿集は有料頒布(予価700円)

4.申込・問合せ連絡先
 住所・氏名・連絡先(所属)および参加希望日程を別紙に記入の上、10月末日までに事務局(岩宿博物館)に、郵送、FAXまたはEメールでお申し込みください。

  岩宿博物館
    〒379-2311 群馬県みどり市笠懸町阿左美1790-1
    電話 0277-76-1701  FAX 0277-76-1703
    E-mail iwajukuhaku@city.midori.gunma.jp

5.特記事項
 今回の岩宿フォーラム席上では、黒耀石の分析は市場発表の予定でしたが、そのうちの湯の花遺跡出土資料の分析結果で、6点のうち3点が北海道白滝産であることが判明しました。この分析成果は、シンポジウム席上で発表時間をとって、公式に報告することとなりました

6.その他
 岩宿博物館において第54回企画展『人が動く、時代も動く―東日本の細石刃文化を追う―』(開催期間:10月6日から11月25日)を開催しております。あわせてご覧ください。
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明治大学博物館特別展 「氷河時代のヒト・環境・文化 THE ICE AGE WORLD」開催中 [旧石器]

IMG_4534.JPG

10月27日(土)は明治大学での国際シンポジウムに参加しましたが、

同時に開催されていた特別展を見てきました。

担当学芸員の島田和高さんのここ数年の研究テーマである、EUPすなわちEarly Upper Paleolithic、

後期旧石器時代前半期の研究を特別展として集大成された感じを受けます。

普段、なかなか見ることができない日本列島内の古手の石器群が一堂に展示されています。

数年かけて、研究を進化させ、いくつもの論文や国際学会での発表を経た上での展示と図録作成、

本来あるべき学芸員の研究と展示のあり方を見させていただいたように感じました。

とても素晴らしい展示ですので、多くの方に見ていただきたい特別展です。

http://www.meiji.ac.jp/museum/news/2012/6t5h7p00000dk3nz.html

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2012年度明治大学博物館特別展
 氷河時代のヒト・環境・文化 THE ICE AGE WORLD
 
 2000年に発覚し,考古学界を揺るがした「前・中期旧石器時代遺跡ねつ造」事件の後,日本列島最古の人類文化はどのように探求されたのか?最初のヒトの足跡はいつ,どのように現れるのか?最初のヒト達は,どのように新天地を拓いたのか?これらは,日本列島を舞台とした人類史の基底に関わる重要な問題として学界のみならず,ひろく市民の興味を引きつける。本特別展は,考古学・人類学の分野で近年さかんに取り組まれている日本列島へのホモ・サピエンス(現代人)の拡散と定着について,日本各地の最古級の考古資料を用いて,研究の現状と考えうるシナリオの紹介を試みる。
  「現代人の拡散」は現代人がアフリカで進化した約20万年前からオーストラリアとユーラシアに拡散した約3万年前にかけて生起したグローバルな現象である。展示では,現代人が世界各地に拡散を繰り広げていた最終氷期の気候変動,またヒトと共存した絶滅動物の紹介を導入とする。
  次にメインテーマである,日本列島への現代人の拡散と定着について,北海道から九州まで,全国各地から出土している4万年〜3万5千年前の最古級の旧石器を一堂に展示し,最新の学説を分かりやすく紹介する。展示品は,全国約30カ所の博物館・研究機関から借用し,「最古の列島人類文化」の全体像を一望することが出来る。
  展示は,明治大学黒耀石研究センターと共同で企画する。展示コンテンツには,センターの所在地である長和町(長野県小県郡)と明治大学が共同で蓄積してきた黒曜石と人類史の研究成果,そして文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ヒト—資源環境系の歴史的変遷に基づく先史時代人類誌の構築」の研究成果を盛り込む。
 
■主   催:明治大学博物館
 ■共同企画:明治大学黒耀石研究センター
 ■会   期:2012年10月12日(金)〜12月12日(水)
 ■会   場:明治大学博物館特別展示室
 ■開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで) 会期中無休
 ■入 場 料:300円
 (高校生以下の生徒児童,身体障害者手帳・愛の手帳をお持ちの方,明治大学学生・教職員,明治大学博物館友の会会員,明治大学カード会員,明治大学リバティアカデミー会員は会員証等の提示で無料)
 
<問合せ>
 明治大学博物館事務室 〒101-8301東京都千代田区神田駿河台1-1 TEL 03-3296-4448

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また、今回の特別展にあわせて刊行された図録ですが、展示資料をもれなくフルカラー、

それも原寸で掲載されているという画期的なものです。

(でかすぎてA4版の版に掲載しきれない大型品数点は90%縮小されていますが)
 

IMG_4630.JPG

IMG_4631.JPG

図録の中はこんな感じです。主要なものは表裏ともに掲載されています。

IMG_4632.JPG

値段等は下記のとおりです。石器研究者必携の図録だと思います。

http://www.meiji.ac.jp/museum/shop/zuroku-syousai.html#iceage

A4版 129ページ 504g 1300円
◆目次
開催にあたって
目次・凡例
プロローグ 最終氷期の気候変動と絶滅動物
最古の石器を求めて
環状のムラ,登場
コラム 氷河時代の色彩とシンボル
海をわたり,山をひらく
ヒト—資源環境系の人類誌
参考文献一覧
展示品目録
協力機関・協力者・謝辞


「先史時代の石器石材の利用と流通」国際シンポジウムと公開講演会のお知らせ [旧石器]

10/27・28 明治大学で国際シンポジウムと公開講演会があります。 

本日の公開講座は通訳付きです。明日は通訳はありません。

 「先史時代の石器石材の利用と流通」国際シンポジウムと公開講演会のお知らせ

http://www.meiji.ac.jp/cols/info/2012/6t5h7p00000dj03k.html
 
会場:講演会・シンポジウムとも同会場です

(千代田区神田駿河台1−1明治大学アカデミーコモン9階309E教室)
 
公開講演 2012年10月27日(土)13:00-16:30 (通訳付き)

カタリン・ビロー(ハンガリー国立博物館・ハンガリー)
 「中央ヨーロッパの黒曜石研究におけるカルパチア産黒曜石」
  Katalin T. Biro:Carpathian obsidians: state of art of Central European obsidian research
ディーター・シェーファー (インスブルック大学・オーストリア)
 「チロル地方(オーストリア)における中石器時代のウラーフェルセン遺跡 
 プロジェクト」
  Dieter Schäfer: The Mesolithic Project Ullafelsen in Tyrol (Austria)
 
〜〜〜
国際シンポジウム(公開) 2012年10月28日(日)9:00-17:40

(シンポジウムの使用言語は英語で通訳は付きません


テーマ:”Lithic raw material exploitation and circulation in prehistory: a comparative
perspective in diverse palaeoenvironment” ( 先史時代の石器石材の利用と流通:多様な古環境のなかの比較の展望)
0) 9:00-9:10 Opening address: Akira Ono (Meiji University)
1) 9:10-9:40 Mi-Young Hong (Hanyang University)
 Obsidian appeared Paleolithic industries on the Korean peninsula.
2) 9:40-10:10 Vadim Stepanchuk (Institute of Archaeology of National Ukrainian 
 Academy of Science)
Small opportunities and big needs: Mira EUP case of raw materials exploitation (Dnepr basin, Ukraine).
3) 10:10-10:40 Sergey Ryzhov (Taras Shevchenko National University of Kyiv)
Obsidian outcrops in Transcarpathia and their use during the Paleolithic time.
<Break>
4) 11:00-11:30 Katalin T. Biro (Hungarian National Museum)
Petroarchaeological research in the Carpathian basin: methods, results, challenges.
5) 11:30-12:00 Harald Floss (University of Tübingen)
Rivers as orientation axes for migrations, raw material transport and exchange in the Upper Palaeolithic of Central Europe.
<Lunch break>
6) 14:00-14:30 Stefano Bertola (University of Innsbruck)
The raw material variability in the mesolithic site of Ullafelsen (Sellrain, Tyrol, Austria).
7) 14:30-15:00 Yuichiro Kudo (National Museum of Japanese History)
Temporal correlation between archaeological and Environmental records from late MIS3 to early MIS1 in Japan.
8) 15:00-15:30 Hiroyuki Sato & Miyuki Yakushige (The University of Tokyo)
Obsidian exploitation and circulation in Late Pleistocene Hokkaido and adjacent areas.
<Break>
9) 16:00-16:30 Kazutaka Shimada (Meiji University Museum)
 Upper Palaeolithic obsidian use in Central Japan.
10) 16:30-17:00 Koujiro Shiba (Nara National Research Institute for Cultural   
 Properties )
  Acquisition and consumption of obsidian in the Upper Paleolithic of Kyushu.
17:10-17:40 Discussion
 
主催:明治大学黒耀石研究センター
共催:International Union for Quaternary Research (INQUA), Humans and the
 Biosphere (HaB) Commission
事業:文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ヒト−資源環境系の歴史的変遷に基づく先史時代人類誌の構築」
問い合わせ先:明治大学黒耀石研究センター猿楽町分室 電話:03-3296-4572まで。
 なお、入場無料です。予約は不要ですが、定員(80名)になり次第締め切らせていただきますので、お早目にお出かけください。


 
 
 
  
   
 


第38回 九州旧石器文化研究会佐賀大会 九州におけるAT降灰前後の石器群 [旧石器]

第38回 九州旧石器文化研究会佐賀大会のお知らせです。

AT降灰前後の石器群の比較検討、きわめて興味深い議論が展開されるようです。1990年前後にさかんにこの問題を議論したことがあり、私は「影響ない派」でしたが、今日的な評価はどうなのでしょうか?

当日は仕事で参加できないのが残念です。ご盛会を祈念しております。

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九州におけるAT降灰前後の石器群
―断絶か継続か、地蔵平遺跡の調査成果から―
「断絶か継続か」
 約2万数千年前に起こった南九州の姶良火山の大噴火は、植生や地理的環境に壊滅的打撃を与え、当時の人類文化にも大きな影響があったことが、考古学や自然科学の成果によって明らかにされている。この時期の石器群は、入戸火砕流に覆いつくされた南九州では「断絶」し、より影響の少なった西北九州では「継続」する、と理解されてきた。
 本会では、AT火山灰を挟んで石器群が重層的に検出された、佐賀県地蔵平遺跡の調査成果を手懸りに、新資料が蓄積されている九州各地のAT降灰前後の石器群を比較検討する。今、あらためて「断絶か継続か」、姶良火山噴火前後の石器群の動向を探りたい。

開催日:平成24年11月10日(土)・11日(日)
会場:佐賀市富士生涯学習センター・フォレスタふじ(佐賀県佐賀市富士町古湯2624番地)
1日目 平成24年11月10日(土)
受付 12:30~13:30 
開会行事 13:30~13:40 
記念講演 13:40~14:50 「上場台地における旧石器時代の発掘調査」 田島龍太(唐津市末蘆館) 
休息 14:50~15:00 
基調報告 15:00~15:50 
1)「地蔵平遺跡の発掘調査」 白木原 宣(佐賀県教育委員会) 
2)「九州地方における姶良Tn火山灰(AT)の層相-佐賀市地蔵平遺跡など考古遺跡を中心として」 早田 勉(火山灰考古学研究所) 
資料見学会 15:50~17:00 
懇親会 18:00~20:30 会場 旅館「大和屋」(佐賀県佐賀市富士町古湯860)※参加者宿泊地 

2日目 平成24年11月11日(日)
研究発表 9:00~10:30 「AT降灰前後の石器群の地域的様相」 
1)「南九州の様相」 藤木 聡(西都原考古博物館) 
2)「中九州の様相」 岩谷史記(熊本市文化振興課) 
3)「東九州の様相」 荻 幸二(中津市教育委員会) 
4)「西北九州の様相」 杉原敏之(九州歴史資料館) 
休息 10:30~10:40 
討論 10:40~12:00 「断絶か継続か―九州におけるAT降灰前後の石器群―」 司会 鎌田洋昭(指宿市教育委員会)・松本 茂(宮崎県埋蔵文化財センター) 
閉会行事 12:00 

研究会への参加・申込み等
参加費等:参加費・資料代2,500円 懇親会費5,000円程度
宿泊:古湯温泉 旅館大和屋 1泊朝食付7,000円程度(〒840-0501 佐賀県佐賀市富士町古湯860 TEL 0952-58-2101)
※今回の研究会は富士町古湯温泉での開催のため、交通事情を考慮して、旅館大和屋を借り切っての懇親会・宿泊となります。ただし、宿泊されない方のために懇親会終了後に旅館より佐賀駅行のバスが出る予定です。
申込方法:参加者氏名、所属、連絡先(住所・電話番号)、10日・11日の参加の有無、懇親会参加の有無、宿泊の有無をご記入の上、下記までFAXにてお申込み下さい。事前の準備がございますので、懇親会・宿泊の有無については必ずごお知らせください。
申込み締切日:2012年11月2日(金)
申込み先:〒846-0031 佐賀県多久市多久町1975 西渓公園内 多久市教育委員会発掘事務所 気付
第38回九州旧石器文化研究会佐賀大会 事務局 岩永雅彦 宛
FAX:

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第16回石器文化研究交流会山梨大会 はこの土日です。9/29・30 [旧石器]

第16回石器文化研究交流会山梨大会 はこの土日です。

台風17号直撃の可能性が・・・・・・。

今回は、保坂さん肝いりで、「礫群の初源とその様相」をテーマとし、

意見交換が行われます。

また、最新の出土石器群も展示されます。

個人的には、伊豆の宮林遺跡、神津島産の古い石器を見てみたいです。

各種学会やイベント、子供の運動会などなど多いと思いますが、

もし、お時間のある方がいられましたらおいでください。

http://www.sekki.jp/kouryuukai/2012yamanashi/index.shtml

◆主催 石器文化研究会・第16回石器文化研究交流会山梨大会実行委員会
◆共催 山梨県考古学協会・公益財団法人 山梨文化財研究所
◆日時 2012年9月29日(土):12:30~16:00 30(日):09:30~15:50
◆会場 山梨文化財研究所講堂  (山梨県笛吹市四日市場1556 TEL055-263-6441)
   会場までの交通手段
 ・JR中央線 石和温泉駅下車、帝京大学山梨文化財研究所まで タクシー約7分、徒歩25分
 ・車では、中央道一宮御坂I.C.より甲府バイパス(R20)を甲府方面へ15分
  車でお越しの方は、研究所南側に広い駐車場があります。

  会場周辺の地図 http://www1.odn.ne.jp/sanbunken/map.html

◆日程

9月29日(土)
 12:30 開場、受付開始  司会 村松佳幸
 13:00 挨拶(保坂康夫)
 13:10~13:40 遺跡紹介① 静岡県「東野遺跡」柴田亮平
 13:40~14:10 遺跡紹介② 神奈川県「大和配水池遺跡」 麻生順司
 14:10~14:40 遺跡紹介③ 静岡県「宮林遺跡」笹原芳郎
 14:40~15:00 休憩・資料見学
 研究討論会 「礫群の初源とその様相」 司会 保坂康夫
 15:00~15:10 主旨説明 保坂康夫
 16:10~15:25 山梨県の礫群の初源と様相 村松佳幸
 15:25~15:40 愛鷹・箱根山麓の礫群の初源と様相 柴田亮平
 15:40~15:55 磐田原台地の礫群の初源と様相 富樫孝志
 15:55~16:10 栃木県の礫群の初源と様相 芹澤清八
 16:10 連絡等・閉会
 18:00~ 懇親会


9月30日(日)
  9:30~ 開場、受付開始
  研究討論会 「礫群の初源とその様相」 司会 保坂康夫
 10:00~10:10 主旨説明 保坂康夫遺跡
 10:10~11:10 基調講演「礫群研究の意義とその可能性について
        ―石蒸し調理実験から―」 鈴木忠司
 11:10~11:25 茨城県の礫群の初源と様相 川口武彦
 11:25~11:40 群馬県の礫群の初源と様相 麻生敏隆
 11:40~11:55 千葉県の礫群の初源と様相 島立 桂
 11:55~13:00 昼食・資料見学
 13:00~13:30 遺跡紹介④ 神奈川県「小倉原西遺跡」 中川真人・大塚健一
 13:30~14:00 遺跡紹介⑤ 神奈川県「当麻遺跡第1地点」 大塚健一
 14:00~14:15 埼玉県の礫群の初源と様相 高屋敷飛鳥
 14:15~14:30 東京都の礫群の初源と様相 比田井民子
 14:30~14:45 神奈川県の礫群の初源と様相 諏訪間 順
 14:45~15:00 休憩、資料見学、討論会準備
 15:00~15:50 パネルディスカッション 司会 保坂康夫
 15:50~ 閉会あいさつ

※9月30日(日)の昼食について
 昼食はお近くの店・コンビニ等で用意して下さい。


ヨーロッパにおける石器石材の利用 −石材の研究からなにがわかるか?−講演会のお知らせ [旧石器]

明治大学黒耀石研究センターの講演会のご案内です。

http://www.meiji.ac.jp/cols/info/2012/6t5h7p00000dj089.html

ヨーロッパにおける石器石材の利用 
        −石材の研究からなにがわかるか?−
 
 ドイツとウクライナから著名な考古学者を招いて、先史時代の石器石材の利用と流通のテーマで、下記のとおり特別講演会を開催いたします。ヨーロッパと比較することで日本列島の黒曜石の研究をいっそう盛んにする契機にしたいと思います。みなさまのご参加をこころから歓迎いたします。                                                       


日 時: 2012年10月30日(火) 13:00~15:30
 
会 場: 和田コミュニティセンター(長和町和田4233−1電話0268-41-6123)
 
主催:明治大学黒耀石研究センター 
 
協力:長和町教育委員会
 
事業名:文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「ヒト−資源環境
    系の歴史的変遷に基づく先史時代人類史の構築」黒耀石研究センター
 
         特別講演会(通訳付き,入場無料)
 
 
 
◆ハラルト・フロス教授 Prof. H. Floss(ドイツ、テュ—ビンゲン大学)
 
    「人類の移住、素材の運搬と交換を方向づける基軸としての河川
 
         −中部ヨーロッパ上部旧石器時代の場合−」 
 
◆ヴァディム・シュテパンチューク博士 Dr. V. Stepanchuk(ウクライナ
 
        国立科学アカデミー考古学研究所)
 
    「ウクライナの旧石器時代−石材利用に関する編年と分布の外観」                                 

                連絡先:明治大学黒耀石研究センター
 
                 E-mail:meiji-ob@kokuyou.ne.jp
 
                    電話:0268−41−8815

 


第16回石器文化研究交流会山梨大会 のお知らせです。9/29-30 [旧石器]

第16回石器文化研究交流会山梨大会 のお知らせです。

http://www.sekki.jp/kouryuukai/2012yamanashi/index.shtml

炎熱の日々ですが、皆様におかれましてはますます御健勝のことと存じます。また、石器文化研究会の活動では日頃から多大な御指導・御協力を賜り、心から感謝申し上げます。
さて、このたび石器文化研究会では、第16回石器文化研究交流会山梨大会を下記のとおり開催いたします。
今回は、各地で膨大な資料が調査・蓄積されながら、これまで公開の場での論議がなされていなかった礫群に焦点をあて、「礫群の初源とその様相」をテーマとし、意見交換を行います。
 また、栃木県、神奈川県、静岡県で新たに発見されたり、報告書が完成して資料の全体像が明確となった旧石器時代遺跡の最新情報の発表も合わせて行い、出土石器も展示する予定です。
御多忙中とは存じますが、皆様の御参加をお願い申し上げます。

◆主催 石器文化研究会・第16回石器文化研究交流会山梨大会実行委員会
◆共催 山梨県考古学協会・公益財団法人 山梨文化財研究所
◆日時 2012年9月29日(土):12:30~16:00 30(日):09:30~15:50
◆会場 山梨文化財研究所講堂  (山梨県笛吹市四日市場1556 TEL055-263-6441)
   会場までの交通手段
 ・JR中央線 石和温泉駅下車、帝京大学山梨文化財研究所まで タクシー約7分、徒歩25分
 ・車では、中央道一宮御坂I.C.より甲府バイパス(R20)を甲府方面へ15分
  車でお越しの方は、研究所南側に広い駐車場があります。

  会場周辺の地図 http://www1.odn.ne.jp/sanbunken/map.html

◆日程

9月29日(土)
 12:30 開場、受付開始  司会 村松佳幸
 13:00 挨拶(保坂康夫)
 13:10~13:40 遺跡紹介① 静岡県「東野遺跡」柴田亮平
 13:40~14:10 遺跡紹介② 神奈川県「大和配水池遺跡」 麻生順司
 14:10~14:40 遺跡紹介③ 静岡県「宮林遺跡」笹原芳郎
 14:40~15:00 休憩・資料見学
 研究討論会 「礫群の初源とその様相」 司会 保坂康夫
 15:00~15:10 主旨説明 保坂康夫
 16:10~15:25 山梨県の礫群の初源と様相 村松佳幸
 15:25~15:40 愛鷹・箱根山麓の礫群の初源と様相 柴田亮平
 15:40~15:55 磐田原台地の礫群の初源と様相 富樫孝志
 15:55~16:10 栃木県の礫群の初源と様相 芹澤清八
 16:10 連絡等・閉会
 18:00~ 懇親会


9月30日(日)
  9:30~ 開場、受付開始
  研究討論会 「礫群の初源とその様相」 司会 保坂康夫
 10:00~10:10 主旨説明 保坂康夫遺跡
 10:10~11:10 基調講演「礫群研究の意義とその可能性について
        ―石蒸し調理実験から―」 鈴木忠司
 11:10~11:25 茨城県の礫群の初源と様相 川口武彦
 11:25~11:40 群馬県の礫群の初源と様相 麻生敏隆
 11:40~11:55 千葉県の礫群の初源と様相 島立 桂
 11:55~13:00 昼食・資料見学
 13:00~13:30 遺跡紹介④ 神奈川県「小倉原西遺跡」 中川真人・大塚健一
 13:30~14:00 遺跡紹介⑤ 神奈川県「当麻遺跡第1地点」 大塚健一
 14:00~14:15 埼玉県の礫群の初源と様相 高屋敷飛鳥
 14:15~14:30 東京都の礫群の初源と様相 比田井民子
 14:30~14:45 神奈川県の礫群の初源と様相 諏訪間 順
 14:45~15:00 休憩、資料見学、討論会準備
 15:00~15:50 パネルディスカッション 司会 保坂康夫
 15:50~ 閉会あいさつ

※9月30日(日)の昼食について
 昼食はお近くの店・コンビニ等で用意して下さい。

 


ドイツ・オーストリア旧石器洞穴めぐりの旅 [旧石器]

8月25日から9月1日まで、小野先生のご案内(運転)でドイツとオーストリアに旧石器遺跡の

調査旅行に出かけます。

8月25日 フランクフルト14:30着 テュービンゲン市へ向かいテュービンゲン泊

8月26日 テュービンゲン大学博物館見学 
       午後ブラウボイレンへ行き、ブラウボイレン博物館見学 ブラウボイレン泊

8月27日 ガイセンクレステレ、ホーレフェルス洞窟遺跡見学
   フォーゲルヘルト、ホーレンスタイン・シュターデル遺跡見学

8月28日 アルプス氷河関連遺跡の見学。プリーン泊

8月29日 車でミュンヒェンヘ。午後ミュンヒェン市内見学。ミュンヒェン泊

8月30日 ミュンヒェン市立博物館、ミュンヘン大学等の見学。ミュンヒェン泊

8月31日 ミュンヒェン発 

初めてのドイツ、自力ではなかなかいけない洞窟遺跡などを見学できるので

大変楽しみです。

また、帰国後、報告します。  

 


小野昭著 『ネアンデルタール人奇跡の再発見』が刊行されました。 [旧石器]

小野昭著 『ネアンデルタール人奇跡の再発見』が刊行されました。

先日、自宅に届いていました。ありがとうございます。

本書については、八ヶ岳さんのブログに紹介されています。

http://tsutsumi.blog.so-net.ne.jp/2012-08-06

また、ヴィーサル・ヴァレープロジェクトのブログでも、野口さんによって詳しく紹介されています。

http://veesarvalleyjp.blogspot.jp/2012/08/blog-post_11.html

ネアンデルタールをめぐる研究の現在や過去の経過など、わかりやすく書かれています。

お手ごろサイズの値段です。

考古学・人類学に興味のある方には是非、読んでいただきたいと思います。

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アマゾンの書籍紹介より

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BA%BA-%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E5%86%8D%E7%99%BA%E8%A6%8B-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E5%B0%8F%E9%87%8E%E6%98%AD/dp/product-description/402259991X/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=465392&s=books

内容紹介
ネアンデルタール人骨の発見地として有名なネアンデル渓谷は、かつて風光明媚な土地だった。模式標本となった人骨は1856年に渓谷内の「小フェルトホーファー洞窟」で発見されたという記録が残っている。その後、じつはネアンデル渓谷は19世紀の産業革命期の徹底的な石灰岩採掘で削平され、洞窟自体がなくなってしまった。考古学や人類学にとって非常に重要な出土地点がわからなくなってしまったのだ。以来、出土地点の「再発見」は幾度となく試みられたが、誰にも果たせなかった……。
だがついに、発見から143年を経て、奇跡的に地点が特定された! なぜ、どうやって? 何が「再発見」を可能にしたのか? 「再発見」をめぐる研究者たちの熱き物語。

発見から143年、若き考古学者たちの熱意が起こした奇跡の物語である。

1章 忘れられたネアンデル渓谷
2章 ネアンデルタール人骨の発見
3章 ネアンデルタール人の生業と道具立て
4章 追跡の開始
5章 人骨標本をDNA鑑定に
6章 人骨出土地点を絞り込む
7章 出土地点の再発見
8章 発見場所の特定
9章 新しい研究の地平
エピローグ

 


サルの被害7/20 [旧石器]

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7/20朝、沼田にサルの軍団が出現したらしく、組内の屋敷を徘徊していたらしいです。

私は7時前に畑を確認したところ、すでにトウモロコシをやられていました。


 山の畑ではサツマイモが根こそぎやられました。今回はトウモロコシがやられ、

サルの好物は作っても無駄ということです。

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石器文化研究会第256回例会のご案内 [旧石器]

石器文化研究会第256回例会のご案内

梅雨時の不順な天候が続いております。みなさま、おかわりなくお過ごしでしょうか。

下記の通り、石器文化研究会第256回例会の予定が決まりましたのでお知らせいたします。

近年、縄文時代の石器研究に精力的に取り組まれ、多くの論考を発表されている大工原豊氏にご発表いただきます。

今回の発表では、先日刊行された『季刊考古学』119号の内容を中心に、旧石器時代と縄文時代の石器研究との違いなどにも触れていただく予定です。

みなさまお誘い合わせのうえご参加ください。


・日時:2012年7月14日(土) 14:00~
・会場:明治大学 考古学実習室(猿楽町第2校舎3階)
・内容:「縄文石器の概念とその実践的研究」
大工原豊(國學院大学 兼任講師)

・概要:縄文時代の石器を体系的に整理した研究は少なく、またその全体を指し示す用語や概念も定義されてこなかった。発表者はそれらを「縄文石器」として定義し、体系的に理解するため、技術形態学的分類として「系列(Series)」を用い、大別3系列(打製系列、使用痕系列、複合系列)細別7系列に分類し整理する。発表では、こうした「縄文石器」の概念・枠組みの提示と、その実践的研究として、東日本の「押出型石匙・石槍」、「天神型石匙」や局部磨製石鏃を取り上げ論じる。

*参考文献:「特集 縄文石器が語る文化と社会」『季刊考古学』119号,2012年


日本旧石器学会シンポジウムいよいよ開催です。 [旧石器]

日本旧石器学会第10回大会はいよいよ本日から開催されます。

京大で同日開催の文化財科学会と重なっており、分析系の研究者の参加が見込めず、残念です。

東工大の近藤さんの発表は、データベースをもとに無限の研究の広がりを私たちに教えてくれる、

そんな発表になるものと思います。

私は、結局のところ、まったくデータベースを理解できないままの発表になりそうです。

今まで何回か発表したものの焼き直しになりそうで、お許しください。

http://palaeolithic.jp/index.htm

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会場:独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館講堂他
主催:日本旧石器学会
共催:国立文化財機構 奈良文化財研究所
日程: 2012年6月23日(土)~24日(日)

◆6月23日(土)
総 会 (13:00~14:00)
記念講演(14:15~15:15)
中央アジアの旧石器時代 Z.タイマガンベトフ氏(カザフ国立大学
一般研究発表(15:30~16:30)
シンポジウム(16:35~17:30)
 趣旨説明
 基調講演
 「旧石器データベースHacks!」 近藤康久
懇親会

◆6月24日(日)
シンポジウム(9:00~15:30)
1「日本の旧石器時代遺跡」データベースの成果と応用
基調報告
1-1. 「日本の旧石器時代遺跡」データベースが明らかにしたものと明らかにすべき課題 光石鳴巳・小菅将夫
1-2. 地形・地質・考古遺跡情報の連係と旧石器時代遺跡の立地・構成 野口 淳
1-3. 北海道における旧石器遺跡の分布と立地 高倉 純・小杉 康
1-4. 相模野台地における黒曜石利用の時空間的変遷 諏訪間 順
1-5. 九州、後期旧石器時代~縄文時代初頭の遺跡立地、分布 芝 康次郎
2 遺跡データベース、GIS考古学の展開
基調報告
2-1. ヨーロッパにおける中期‐後期旧石器時代遺跡の時空間分布 佐野勝宏
2-2. 縄文時代の葬制・祭祀研究におけるデータベース構築と分析手法の開発 中村 大
2-3. DEMによる地形解析と遺跡間分布の検討 千葉 史
コメント
パネル・ディスカッション

◆ポスター発表
会場:平城宮跡資料館 企画展示室
日程:6月23日(土)~24日(日)
*コアタイムは24日12:00~13:00


交代劇シンポ@東大 小柴ホール [旧石器]

6月16・17日は交代劇シンポジウムに参加しました。

久しぶりの東大は緑深く心地よい場所でした。

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『ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相』シンポジウム [旧石器]

いよいよ当日になりました。楽しみです。

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「新学術領域研究「交替劇」『ネアンデルタールとサピエンス交替劇の真相:学習能力の進化に

基づく実証的研究』のシンポジウムのお知らせです。

このテーマを日本人だけで論じることができるとは、すごいことです。

日曜日の最後の発表、仲田さんの「日本列島で交替劇は起きたか?」は注目ですよ!

日本旧石器学会の1週間前ですが、多くの方のご参加を!

http://www.koutaigeki.org/

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主催:科学研究費補助金新学術領域「交替劇」A01

 日時:6月16日(土)・17日(日)

 場所:東京大学本郷キャンパス理学部小柴記念ホール

 2012616日(土)

 12:30 開場

 13:00 ご挨拶 西秋良宏(東京大学)

 13:10 ホモ・サピエンスのユーラシア拡散-最近の研究動向 海部陽介(国立科学博物館)

【第1 ネアンデルタール世界】

 13:50 アフリカと西アジアの旧石器文化編年からみた現代人的行動の出現​パターン

  門脇誠二(名古屋大学)

 14:3014:50 休憩

 14:50 ヨーロッパにおける旧石器文化編年と旧人・新人交替劇 佐野勝宏(東北大学)

 15:30 シベリアにおける旧石器編年と旧人・新人交替劇 加藤博文(北海道大学)

 16:10 中央アジアにおける旧石器編年と旧人・新人交替劇 長沼正樹(北海道大学)

17:30 懇親会

2012617日(日)

 【第2 非ネアンデルタール世界】

 9:30 開場

 10:00 南アジアの中期/後期旧石器時代-「南回りルート」と地理的多様性

  野口 淳(明治大学)

 10:40 東南アジア・オセアニアにおける新人の拡散-人類の海洋への適応​の第一歩

  石村 智(奈良文化財研究所)

 11:20 考古学からみた中国における旧人・新人交替劇  加藤真二(奈良文化財研究所)

 12:0013:00 昼食

13:00 朝鮮半島における中期から後期旧石器時代への移行  長井謙治(東京大学)

 13:40 日本列島で交替劇は起きたか?  仲田大人(青山学院大学)

 14:20 総合討論  西秋良宏(東京大学)

15:00 散会


戸沢充則先生追悼シンポジウム「細石刃石器群研究へのアプローチ」のお知らせ [旧石器]

 戸沢充則先生追悼シンポジウムの詳細が八ヶ岳さんのブログでアップされましたので

こちらでもお知らせします。

http://tsutsumi.blog.so-net.ne.jp/2012-06-09-1

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戸沢充則先生追悼シンポジウム「細石刃石器群研究へのアプローチ」が開催されます。

 

1 日 時 2012年 7月7日(土)午後1時30分~午後5時
          7月8日(日)午前9時~午後3時
2 場 所 長野県北佐久郡御代田町 浅間縄文ミュージアム あつもりホール
3 参 加 ご自由にご参加ください(申込み不要)。参加費=1000円(予原集ほか)

■ 7月7日(土) 午後1時30分~午後5時
◎ 特別講演 午後1時30分~午後2時30分
旧石器時代のビーナス像 春成秀爾 先生 (国立歴史民俗博物館名誉教授)

◎ 研究発表 午後2時30分~午後5時
1 戸沢充則先生の考古学研究と矢出川遺跡群総合調査 大竹憲昭/大竹幸恵 
(長野県埋蔵文化財センター/黒耀石体験ミュージアム)
2 細石刃はどんな道具となったか 須藤隆司 (明治大学黒耀石研究センター)
3 矢出川遺跡における細石刃石器群の産地構成 堤  隆
(八ケ岳旧石器研究グループ/明治大学黒耀石研究センター)
■ 懇親会 明治屋旅館 PM 6:00 (シンポジウム会場に隣接)

■ 7月8日(日) 午前9時~午後3時
4 九州における細石刃集団の移動領域と石材供給システム 芝康次郎(奈良文化財研究所)
5 関東地方細石刃文化の集団を考える 仲田大人 (青山学院大学)
6 北海道の細石刃石器群について-発生から展開へ- 中沢祐一 (北海道大学)
7 古本州島における細石刃石器群の年代と古環境 工藤雄一郎 (国立歴史民俗博物館)
8 ニホンジカの生態とそれを活かした鹿笛猟 南正人 (麻布大学/ NPO法人あーすわーむ)
9 パネルディスカッション

主催:八ケ岳旧石器研究グループ
共催:明治大学黒耀石研究センター・浅間縄文ミュージアム

■ シンポジウム参加のお申込みは不要です。
  懇親会参加のご希望者のみ、6月30日までに以下にお申込みください。
  浅間縄文ミュージアム懇親会係 jomon@mx2.avis.ne.jp


石器文化研究会2012年度総会は明日、明治大学です。 [旧石器]

石器文化研究会2012年度総会は明日です。

ほぼ同時に別の会合もあるのですが、代表世話人なので、こちらを優先します。

http://jun3519.blog.so-net.ne.jp/2012-05-23

記念講演は、東京大学の佐藤宏之さんにお願いしています。

大変興味深いお話になりそうですので、会員の方、ご参加ください。

http://www.sekki.jp/

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第256回例会のお知らせ


2012年度総会


 日 時 2012年6月9日(土)
 場 所 明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン地下1階 博物館教室
 総 会 13:30~(入場可能時刻13:00~)
 記念講演 15:00~16:30
  演 題 「環日本海北部地域における後期旧石器の環境変動と生業適応」
  講 師 佐藤 宏之 会員



ヒト-資源環境系の人類誌 日本考古学協会セッション7 [旧石器]

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ヒト-資源環境系の人類誌 日本考古学協会セッション7に参加しました。

最近の考古学協会では半日単位でのセッションが組まれることが多く、

昨年は「ネアンデルタール-ホモサピエンス交代劇」もありましたが、

今年は小野昭明治大学黒曜石研究センター長を中心にした研究グループ

によるものです。

旧石器関係のシンポジウムは単独開催での参加者は限られていますので、

協会当日のセッションだといつものメンバー以外のかたがたも参加されるので、

広く研究状況を発信する、周知するためには良い機会となるようです。による

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小野先生による趣旨説明

セッション7「ヒト-資源環境系の人類誌-中部高地の黒曜石と人類活動-」 
1. 14時15分~14時40分 小野 昭 「趣旨説明」 
2. 14時40分~15時05分 橋詰 潤・島田和高・工藤雄一郎・佐瀬 隆・早田 勉・細野 衛・公文富士夫 「長野県長和町広原湿原および周辺遺跡における考古・古環境調査(2011年度)」 
3. 15時05分~15時30分 鷹山遺跡群調査団・大竹幸恵 「黒曜石資源の獲得と流通-星糞峠黒曜石原産地遺跡における採掘活動の調査-」 
4. 15時30分~15時55分 池谷信之 「黒曜石製石器表面の『キズ』と原産地」 
5. 15時55分~16時20分 宮坂 清・及川 穣 「霧ヶ峰和田峠西原産地漆黒黒曜石の開発と利用-旧石器時代から縄文時代初頭期を中心として-」 
6. 16時20分~16時45分 山科 哲 「霧ヶ峰南麓の縄文時代集落遺跡における黒曜石貯蔵と消費」 

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橋詰 潤さんによる広原湿原の報告は昨年度のものだったのですが、今年は相当な成果が会ったらしいので今後の調査が楽しみです。

池谷さんの発表は、愛鷹4期のナイフに製品が多く、石器製作の痕跡が少ないことから、信州でナイフなどの製品や縦長剥片を製作したものを、愛鷹に長距離運搬した結果、石器表面にキズがついているものが多いではという疑問から研究が始まったとのこと。

柏峠や箱根の黒曜石はキズが少なく、愛鷹で原石から一連の石器製作が行われており、石核や剥片も多く遺跡に残されている。

信州産黒曜石は製品での搬入の他に、器体にはキズは多いものの調整加工(ブランティング)部分にキズが少ない=剥片を搬入し遺跡で製品に仕上げるもの。

など何通りかの黒曜石の搬入と石器製作のパターンがあるとのこと。

サンプル数が少ないのですが、とても面白い、ヒトのモノの動きを黒曜石を通じて具体的に迫ることができる可能性を感じました。

このセッションは討論の時間がなかったのですが、黒曜石を中心にした研究はしばらく続く予定と聞いています。

さまざまな仕掛けや催しが次々にあるようなので今後の展開が楽しみといえます。

 

 

 


日本考古学協会2012年総会 立正大学/日本旧石器学会役員会 [旧石器]

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2012年度日本考古学協会は立正大学で開催されました。

5月26日は10時からの総会に参加しました。

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菊池会長のあいさつ

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長く協会の事務を担当された酒井さんには感謝状が贈られました。

本当にお疲れ様でした。また、嘱託で残り、事務引き継ぎをされるようです。

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新入会員の紹介、今年は60数名、10年くらい前は民間調査組織が

協会員の資格を正規職員の条件にしたなどの話も聞きましたが、

150名を超える年度もあったように記憶しています。

総会は、協会図書問題などの議論もあり、予定よりも遅くなったようです。

私は12時30分に退席し、学食でランチを取り、午後からの日本旧石器学会の役員会に参加しました。

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銀座スエヒロが入っているらしいので、学食としては少し良い値段です。

トルコライス450円を食べました。

ハヤシライス、カツ、温泉たまごです。

おいしかったのですが一人で学生だらけの中で食べたので落ち着かなかったです。

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役員会は13時から開始、島田総務委員長の進行で、各委員会の報告があり、

奈文研での総会で報告すべき内容の確認が行われました。

15時過ぎからは新役員により、次期役員の役員決めを行いました。

次期の残る総務委員は私だけだったこともあり、私のほうで進行し、

来季の委員がほぼ決まりました。

役員が大幅に入れ替わり、かつ、若返りました。


「熱い討論 第四紀学会2012年大会 in 立正大熊谷(立正大学開校140周年記念)」のお知らせ [旧石器]

「熱い討論 第四紀学会2012年大会 in 立正大熊谷(立正大学開校140周年記念)」のお知らせです。


http://quaternary.jp/meeting/meeting2012.html

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日本第四紀学会2012年大会(埼玉)
日本第四紀学会2012年大会が以下の予定で開催されます。多数の皆さんのご参加をお願いいたします。

[大会名称] 「熱い討論 第四紀学会2012年大会 in 立正大熊谷(立正大学開校140周年記念)」

[開催期間] 2012年8月20日(月)~8月22日(水)

[開催場所] 立正大学熊谷キャンパス・アカデミックキューブ(埼玉県熊谷市万吉1700)


[共催学会等(テーマセッションの共催、申請中を含む)]
日本地質学会、日本火山学会、日本鉱物科学会、日本文化財科学会、日本地形学連合、 埼玉県立自然の博物館、埼玉県立川の博物館

[後援]
立正大学(開校140周年記念事業)



日  程
6月25日(月):発表の申し込み・発表講演要旨郵送締め切り・学生寮宿泊申し込み締め切り

8月19日(日)
特別講演会(於:埼玉県立川の博物館)
8月20日(月)
テーマセッション
一般セッション
評議員会
8月21日(火)
テーマセッション
一般セッション
総会
懇親会
8月22日(水)
公開シンポジウム及び普及活動
8月23日(木)
巡検


申し込み
発表申し込み締め切りは2012年6月25日(月)です。 詳細は第四紀通信第19巻3号の5-7ページを参照のうえ、 ①発表申込書、②講演要旨原稿のそれぞれを、 指定メールアドレス(jaqua2012@gmail.com)に送信、または行事幹事(出穂雅実)に郵送して下さい。
2012年第四紀学会発表申込書ダウンロード      PDF file   MS-Excel file
講演要旨原稿の記入の仕方             PDF file



講演発表
本大会は8月20日(月)~ 8月21日(火)の2日間、テーマセッションと一般セッションの2会場で並行して講演発表を行います。 テーマセッションは他学会との共催で行います。講演の募集内容は次の通りです。皆様奮っての発表申し込みをお待ちしております。 日本一暑い熊谷で熱い討論をしましょう。


(1)テーマセッション(テフラ・年代測定)
広くテフラと年代測定に関する研究発表を募集します。サブテーマ名、コンビーナー、内容は以下の通りです。

テフラの生成と拡散・災害:萬年一剛(神奈川県立温泉地学研究所)
内容:テフラマグマの発生、噴火、拡散、災害等に関連した研究(レビューを含む)発表の申し込みを募集します。

テフラの地質学:長橋良隆(福島大学)
内容:テフラ(層)対比による陸(成層)と海(成層)との接続とその意義、 地形形成史や厳密な同時面対比等に係るテフラの堆積・再堆積作用、テフラ層から読み解く噴火様式と爆発的噴火史、 長期爆発的火成活動史とテクトニクスなど、 テフラの同時堆積性を利用した地形・地質学あるいはテフラから読み解く地質学に関するあらゆる研究発表を期待します。

関東内陸部の第四紀地形変化とテフロクロノロジー:鈴木毅彦(首都大学東京)
内容:関東地方の内陸部には、第四紀火山・活断層・山地斜面・丘陵・河成段丘・沖積低地が発達します。 これらはそれぞれに独自の活動史・形成史をもち、 その編年は同地域に分布するテフラにより高精度に構築することができます。 本セッションでは、関東内陸部の第四紀地形変化をテフロクロノロジーの立場から見据えた口頭発表・ポスター発表を広く募集します。 また、最新の実証データを中心とした研究発表のみならず、上記テーマに関するレビュー・問題提起なども歓迎します。

考古学におけるテフラの多面性の利用:早田 勉(火山灰考古学研究所)、桒畑光博(都城市) 内容:考古学的手法を利用した噴火災害史研究(被災過程と人々の対応行動の復原)を中心に考古学に関連した広範囲の研究発表を期待します。

テフラの年代測定の新展開:奥野 充(福岡大学)、山田和芳(早稲田大学)
内容:テフラは火山噴火史の編年のみならず、短時間に広域に分布する特性から、地形・地史編年に活用されてきており、 様々な年代測定法の対象としても重要な役割を果たしています。 このセッションでは年代測定とテフラをキーワードとして、年代測定法の高精度化・高分解能化、適用試料の検討、 年代域の拡大について議論します。特にテフラを介した複数の方法間でのクロスチェックも重要でしょう。

その他:福岡孝昭(立正大学)
内容:a ~ e のサブテーマに含まれないテフラ・年代測定に関する研究
(1)一般セッション
テーマセッションに含まれない第四紀研究の研究発表を例年の通り、広く募集します。


大会実行委員会
 実行委員会委員長 福岡孝昭
 連絡先:       〒360-0194 埼玉県熊谷市万吉1700
      立正大学地球環境科学部 福岡孝昭研究室 2012年大会実行委員会事務局
      大会用E-mail:jaqua2012@ris.ac.jp
      TEL/FAX:048-539-1640
お問い合わせは出来るだけ大会用E-mailでお願いします。 「発表申込書」および「講演原稿」の送信先アドレスとは異なりますのでご注意下さい。


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